「わが家は幸せのハードルが低いんです」ささいなことに喜んで、愚痴は明るくぶちまける!【漫画家・小林潤奈さんインタビュー】
父は母のことが大好き
――お父様は、仕事であまり家にいなかったと伺いましたが、どんな人ですか?
とにかく母のことが大好きですね。父も若い頃に苦労をしてきた人なので、母と出会えたこと、温かい家庭を築けたことが、とにかくうれしいようです。お母さんと結婚できたことを、「人生のホームランを打った」と言うのが、父の口癖です。
――ご両親ともに苦労されてきたからこそ、小さなことでも幸せを感じられるんでしょうね。
はい。自分たちがしてきた苦労はなるべく子どもにさせたくない。そういう思いが一致して夫婦の絆になっていると聞きました。
失敗するかもしれないけど、子どもの挑戦はやらせるべき
――潤奈さんにひとつ相談が寄せられています。「現在高校2年生の息子がいて、大学に入ったら一人暮らしをしたいと言っています。家は都内にあるので、通えない距離ではありません。私としては小林家みたいに、大人になっても家族みんなで同じ家に住み、程よい距離感で暮らしたいのですが、どう思いますか?」
私はまだ子育ての経験がないのであくまでも持論ですが、息子さんは自分が守られているということに気づかず、とにかく「自由になりたい!」と思っているのかもしれません。でも私たちもその時期があったから分かるけど、高校生ってそういう時期。「好き勝手したい」というのを自由と履き違えているのかもしれません。
ただそれをわかった上でも、親としては「認めてやらせてみる」が大事な気がします。息子さんも一人暮らしを体験してみれば、自分で生活することの大変さもわかるし、親のありがたみをわかってくれるかもしれません。
――頭ごなしに否定しないことが大事なんですかね。
そうですね。1回サバイバルさせてみるのはいいことだと思います。ただその時に「自由と勝手は違うよ」ということはきちんと伝えるべきだし、お金もかかることなので、そこもきちんと話し合うべきですね。家賃はどうするつもりなのか、自分でアルバイトして払う覚悟があるのか、と。私自身も初めて一人暮らしをする時は両親とたくさん会議をしました。
――ちゃんと計画を立てさせた上で、認めると。
はい。それでもし失敗しても、ネチネチ言わず明るく迎え入れてあげてください。失敗の原因は本人が一番わかっているはずなので(笑)。
▶関連記事『子どもに反抗期がきたら?漫画家になりたいと言われたら?両親が実際に行った最適のアンサーとは』
反抗期の子どもとの向き合い方、子どもの夢の応援の仕方など…小林家のご両親がしてくれてきたことや潤奈さんが感じてきたことについて語っていただきます。
【PROFILE】
小林潤奈

1995年愛知県生まれ。2016年からX(旧:Twitter)アカウント「小林姉妹」で投稿スタート。禁断のハイカロリー飯やダイエット、お姉さんをはじめとした家族あるある等の日常をマンガにしたブログ『小林おでぶろぐ。』で一躍有名に。お母さんの唐揚げとフライドポテトが大好き。著書に『小林姉妹はあきらめない!』(KADOKAWA)『禁断の変態ごはん』(宝島社)がある。
ブログ:https://junna-friedpotatoes.blog.jp/
Instagram:@kobayasisters
X(旧Twitter):@kobayasisters
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