生きるのに精一杯だった55歳が試験に合格! 転職したら『夢の海外旅行』にも行けるかも
「窓口業務を希望」で、倍率3・8倍の試験を無事、突破
「会計年度任用職員」とは、地方自治体で4月から翌年3月までの会計年度を任期として雇用される非常勤の公務員です。募集は部署ごとに行われ、私が受けたものは募集定員20名に対し、百数十名が応募していました。「よく受かったな」というのが正直な感想です。
試験対策は特にしていませんでしたが、試験内容は一般教養の筆記試験と面接。筆記試験では時事問題、数学、英語が出題され、数学はかなり難しく感じました。それでも合格できたということは、それなりにできていたのかもしれません。
「事務業務と窓口業務、どちらがいいですか?」と聞かれ、「窓口がやりたいです」と答えました。これが採用の決め手になったのかもしれません。
行政の窓口には、さまざまな方が訪れます。大変なことも多いでしょうが、シングルマザーとしてこれまでの人生で辛い経験をたくさんしてきました。ちょっとやそっとのことでは動じません(笑)。そんなタフさが評価されたのかもしれません。
試験を受けたときは、「今年はダメだろう。また来年頑張ろう」と思っていました。ところが、予想に反して合格の通知が。
一瞬、「今の仕事をすぐに辞められるだろうか? どうしよう?」と迷いましたが、辞退すると次はないと聞き、「これが最後のチャンス」と覚悟を決めました。
合格発表から2日後、職場に退職の意向を伝えました。
これからは「自分のためにお金も時間も使って楽しみたい」 次ページ
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ヘルスケアライター
野添ちかこ
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