「男として終わり」なんかじゃない!病院に行くほどでもない…が、悩みをこじらせていた
性は、成績表じゃない
——最後に、同じ悩みを抱えている人に向けて、何か伝えたいことはありますか?
「黙ってるほど苦しくなる」ってことです。自分は記事を読んで、妻に話して、ようやく楽になれた。小さくてもいいから、誰かに話してほしい。一人で抱えていた時間が、今思うと一番つらかったので。あと、「離婚」の話をされたあの夜、僕は「終わった」と思いました。でも、終わってなかった。言葉を見つけて、伝えることで、関係は立て直せる。それを知ってほしいです。
——本日はありがとうございました。
取材を終え、佐久間さんを見送った後、私はしばらくその場に立っていました。性の悩みは、暗闘です。誰にも見せられない場所で、たった一人、自分を責め続ける。その孤独の重さを、私はこれまで何度も聞いてきました。
けれど佐久間さんは、声を発してくれました。話すことは、弱さではありません。それは、自分を取り戻すための最初の動作なのだと、私は信じています。たとえ、うまくいかない日があっても、あなたの尊厳は傷つかないし、関係を立て直す手段は必ずあります。悩みを”言語化”できた時点で、もう回復は始まっているんです。
もし今、一人で抱えている方がいたら、この記事が「最初の一歩」になれば嬉しいです。
<<前編:『「男として終わり」なんかじゃない!病院に行くほどでもない…が、悩みをこじらせていた』
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編集部より:
「最近、妻との距離がどんどん開いている気がする」
「レス状態が続いていて、もうどうしていいかわからない」
そんな悩みを抱える男性の声を、私たちは取材し、記事にしています。
あなたの経験が、同じように苦しむ誰かのヒントになるかもしれません。
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