「パパとママ、仲悪いの?」7歳のひと言で我に返った。夫婦のスキンシップ以前に止まっていたもの
「触る・触らない」の二択では解決しない
タカシさんは「もう触れない」と決めました。妻が嫌がることはしない。間違えない。怒らせない。そうすれば関係が戻ると思ったそうです。反省していたし、償いのつもりもありました。触れないのが正解だと思いました。ところが、現実は違いました。
「妻からすると、僕が避けてるように見えたみたいです。最近、距離あるよねって言われました。僕は嫌がるからって思ってるのに、妻は冷めたって受け取りました。僕、妻が怖かったです。怒鳴られるのも、拒絶されるのも。だから家の中で、なるべく波風を立てないように動いてました。息をひそめるというか」
ここが、多くの夫婦がつまずくところのようです。「触れる・触れない」の二択になると、どちらも相手を傷つける形になりやすいからです。息をひそめる生活は、家庭を静かにします。静かになると、一見落ち着いたように見えますが、実際には気持ちの共有が減り、溝が広がることからです。夫婦にとって、これはかなり厳しい状況です。
寝室より先に止まっていたのは「雑談」と「頼り方」だった
いちばん「戻れないかも」と、タカシさんが感じた2つのことを教えてくれました。
「雑談がなくなったことです。必要な話しかない。娘のこと、予定のこと、連絡。昔はもっと、どうでもいい話をして笑ってたのに…。あと、“頼り方”もダメでした。実際にあったケースですが、僕が家事をやってるつもりだったんです。でも妻からすると『それじゃない』。僕は『じゃあもうやらない』ってふてくされる。妻は『言っても無駄』って黙る。こんな最悪のループが日常的に続いていたんですよね」
ここは夫側の「努力が否定された痛み」と、妻側の「言語化して頼む体力がない現実」がぶつかっています。どちらかが悪いというより、関係性が噛み合っていない状態での会話が問題となるのでしょう。
関連記事『「手伝うって言葉が、もう違う!」共働きの妻、心底ガッカリで没交渉夫婦にしてしまった「よかれと思って」夫がしてきたこと』では、拒絶されたタカシさんが妻との距離を修復させるために行い、空回りしたこと・妻の心に届いたことを伺います。試行錯誤の関係修復はうまくいくのでしょうか。
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『「手伝うって言葉が、もう違う!」共働きの妻が心底ガッカリ。没交渉夫婦にしてしまった夫が「よかれと思って」してきたこと』
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