特別な日こそスペシャルなお肉を!しかも「アンダーズ 東京」で!
彼氏や、彼氏とまではいかなくても憎からず思っている男性の記念日にご馳走するなら──。そんなときの店選びって、なかなかプレッシャーですよね。予算もあるし、センスも疑われたくないし(笑)。
今回は、「大切な人の記念日に予約を入れたいレストラン」という命題のもと、とっておきの1軒のレストランをご紹介します。
「アンダーズ 東京」のメインダイニングがリニューアル!
2014年6月に虎ノ門ヒルズにオープンした、「アンダーズ 東京」は、ハイアットグループが手がけるラグジュアリー ライフスタイルホテル。その「アンダーズ 東京」のメインダイニングが、4月16日、「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」として、華々しくリニューアルオープンしました。ラグジュアリーホテルが、メインダイニングをリニューアルするというのはかなり勇気のある選択。いったいどう変わったの? と早速足を運んでみることに。
「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」の看板商品となるのは「肉」。そして、こだわりは、「雪室熟成」(スノーエイジング)という調理法です。
そもそもスノーエイジングとは、冬の間降り積もった雪で作られた山を藁などで囲った天然の冷蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で食材を熟成させる日本古来の技術のこと。自然が作り上げる温度1〜2度、湿度95%以上に保たれた環境で、野菜や穀類は凍らないようでんぷんを糖分に変化させることで甘みが増し、肉はタンパク質が分解され遊離アミノ酸が増加。旨味が増したやわらかく良質な熟成肉になるのだとか。トークも盛り上がりそうでしょ?
このところ熟成牛がブームですが、国産の牛肉にこだわり、雪室熟成した熟成肉をいただけるのは、現在、都内のホテルではこちらだけです。
すべて制覇したくなる! 美しく、繊細な前菜たち
お肉のことをご紹介する前に、まず触れておきたいのが、2017年12月に総料理長に就任した、ショーン・キーナン氏が手がける、独創性の高い前菜たち。「ニース風サラダ 鮪の赤身のシアード インゲン ポテトのコンフィ ブラックオリーブ ウズラの卵 ホワイトアンチョビ ヘーゼルナッツドレッシング 胡麻チュイール」といった、素材を羅列したメニュー名が好奇心をかきたてます。
そして、テーブルに運ばれてくるのはいい意味で期待を裏切る、サプライズ感あふれる料理。たとえば、日本酒と酒粕に漬け込んだフォアグラのテリーヌに、奈良漬けを合わせるというのは、日本人にはなかなかない発想です(こちらのメニューは6月までの販売予定)。
日本に住んでいた経歴を持つキーナン氏は日本語が堪能で、日本の食・食文化にも精通。日本の旬の食材も、積極的にメニューに取り入れています。前菜はいずれも華やかで、ちょっと目を引くプレゼンテーションもステキ。そして、味も繊細かつ、斬新。胃袋とお財布さえ許せば、メニューの上から下まで全制覇したい!
いつまでも噛んでいたい、奥深い旨みに悶絶
さて主役のお肉に話を移しましょう。雪室熟成させた肉は、しっかりと旨みをたたえているのが特徴です。希少な部位であるシャトーブリアンと北海道産のサーロインなど、異なる部位の熟成肉をオーダーし、食べ比べをしてみるのも楽しそう!
スノーエイジングした肉はジューシーでやわらかく、また。かみしめるたびに口のなかに旨みが広がっていくので、飲みこむのがもったいなくなるほど。ソースがセップ茸ソース、赤ワインとエシャロットのバター、ホイップホースラディッシュクリームなど、5種類から選べるというのもうれしい限り。いずれも自家製です。
付け合わせも侮れません。「スノーエイジング ガーリックマッシュポテト」は、3ヶ月間も雪室熟成させた男爵芋をマッシュポテトに仕立てたもの。熟成した男爵芋ならではの力強く、そして繊細な甘みがあります。
とはいえ、ラグジュアリーホテルでお肉というのは、なかなかハードルが高かったりするのも事実。手間暇かけて熟成された雪室熟成肉は、それなりにいいお値段もします(北海道産 テンダーロイン 180g 8,500円、税・サービス料別など)。
ただ、スノーエイジングの肉を試したいなら今は絶好のチャンス。公式オンラインサイトからの予約限定で、6月30日(土)までは、通常のコース料金(12,000円~、税・サービス料別)で、スノーエイジング サーロインがいただけちゃいますよ。
ウィークエンドブランチも要チェックです!
そうそう、ウィークエンドブランチも見逃せません。ブランチは好きなフレーバーが選べるウェルカムカクテルのミモザからスタート。スターター(前菜)はメニューから好きなものを好きなだけオーダー可能。その後、シェフこだわりのデイリースープ、グリルレストランならではのメインディッシュ(数種類から一皿をセレクト)、ビュッフェ形式のデザートと続きます。通常6,500円(税・サービス料別)ですが、ウェルカムグラスシャンパンとドリンク2 時間フリーフローで楽しめるドリンクパッケージ(11,000円、税・サービス料別)もあります。……私はこっちかな(笑)。
最後に、お伝えするのを忘れていましたが、虎ノ門ヒルズの51階に位置する「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」からはは、都会のダイナミックな眺望も楽しめます。こちらも格好の「ご馳走」です。
ザ タヴァン グリル&ラウンジ
住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 アンダーズ 東京 51F
TEL:03-6830-7739
営業時間:朝食 6:30~11:00、ランチ 11:30~15:30、ディナー 18:00~22:30
ウィークエンドブランチ 11:30~13:00、13:30~15:30、ラウンジ 10:30~23:30
アフタヌーンティー 平日 14:00~17:00、土日祝 13:00~15:00、15:30~17:30
※ラストオーダーは閉店の30分前まで
定休日:なし
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