ほったらかしで年6000円もおトク!電子マネーを使うだけのカンタン節約技
電子マネーとは、レジで読み取り機にかざすだけで支払いができる、便利な「お金」のこと。カード型が多く、nanaco、WAON、Suica、PASMO、楽天Edyなどがあります。
これらの電子マネーを使うと、ポイントがたまって現金払いよりおトクです。しかも、たまったポイントは現金と同様に使えるので無駄がありません。
今回は、電子マネーのトクする使いかたについてお伝えします。
時代はキャッシュレスへ
現金を使わない支払い方法は、全国的に広がっています。日銀の調べによれば、2017年の電子マネー決済件数は、54億2300万件で前年比4.5%増、9年連続で増加しています。
さらに、経済産業省は現金が不要なキャッスレス決済の比率を、2025年までに40%にしていこうと目標を設定しています。2015年のキャッスレス決済比率は18.4%なので、今後さらに普及していくことが予想されます。
現金取引にしないことで犯罪を防いだり、現金管理のコストを削減したりといったメリットがあるのですが、消費者にとっては「現金よりもおトク」ということが最大のポイントですね。
5大電子マネーの特徴
現在、よく使われているのは、nanaco、WAON、Suica、PASMO、楽天Edyのプリペイド式の電子マネーです。プリペイド式とは、支払い前にあらかじめお金をチャージしておくタイプのこと。
プリペイド式のほかにはポストペイ式という、クレジットカードと紐付けた後払いのものもあります。しかし、全体としてみると、普及しているのはプリペイド式のようです。プリペイド式は、使った金額がわかりやすいため、安心感があるからかもしれません。
では、それぞれのプリペイド式カードの特徴をみてみましょう。
nanaco(ナナコ)
セブン・カードサービス発行。発行手数料は300円ですが、キャンペーンの時に作ると無料になることもあります。イトーヨーカドーのハッピーデー(8の付く日)や、セブンイレブンのキャンペーン時期は要チェックです。
ポイント還元率は1.0%。セブンイレブンやイトーヨーカドー、そごう、西武、ロフトなどの支払いに使えて、100円につき1ポイント(1円分)です。
WAON(ワオン)
イオン発行。発行手数料は300円です。
ポイント還元率は0.5%。イオン、ローソン、ファミリーマートなどの支払いに使えて、200円につき1ポイント(1円分)です。
Suica(スイカ)
JR東日本発行。発行手数料は無料ですが、預かり金が500円必要です。
ポイント還元率は0.5%。JR東日本の駅ナカ(NewDays、KIOSK)や、紀伊国屋書店などでの買物で1000円につき2ポイント(5円分)です。
クレジットカードと紐付けして定期券を購入すると、還元率が1.5%にアップするので、JRで通勤している人にオススメです。
PASMO(パスモ)
パスモ発行。発行手数料は無料ですが、預かり金が500円必要です。
東京メトロを利用すると、1日あたり3ポイント。
土日の利用で4ポイント。
東京メトロを利用する時が、ポイント対象となりますが、あらかじめウェブサイトでの登録が必要。10ポイント=10円で、PASMOにチャージができます。
楽天Edy(らくてんえでぃ)
楽天発行。発行手数料は324円です。
還元率は0.5~1.5%。楽天市場で買物をすると、200円ごとに1ポイント(1円分)です。ポイントプラス加盟店なら、200円ごとに2ポイント(2円分)となります。
使えるお店はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど。
楽天Edyは、カードではなく、ケータイで使っている人も多いですね。
ここで使うとトク!差がつく活用法は→
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