「このままでは殺されてしまうかも」歪んだ親子関係が一転。不安定だった息子を変えた、母親の「気づき」とは
今では暴力がほぼゼロに。お母さんがやめた「あること」とは?
発信を聞き始めてから約4ヶ月が経った頃、お母さんはこう言いました。
「もう、息子は別人です」
暴力はほぼゼロになり、以前のような強い暴言も、ほとんど聞かれなくなったそうです。ただし、この変化の本質は「お母さんが怒らなくなったこと」ではありません。理由を尋ねると、お母さんは少し考えてから、こう答えてくれました。
「怒らなくなった、というより…なんで息子が怒っているのかが、わかるようになったんです」。以前のお母さんもわかろうと必死になっていました。しかし、頭の中は「どうして?」でいっぱいだったのです。
・どうしてこんなに怒るのか
・どうして手を上げるのか
・どうして、私にだけなのか
不安と恐れが頭を支配し、目の前の子どもを「落ち着いて見る」余白が、心の中になかったのだと気づいたそうです。
では、なぜそこまで追い詰められていたのか? それは「わからなきゃ」「理解しなきゃ」という、答えを求め続ける思考に覆われていたからです。多くの方が「わかること」をゴールにしてしまい、負の連鎖から抜け出せなくなることがあります。
・うまく対応する方法
・正しい声かけ
・効果的な対処
そうした「手段探し」に意識が向くほど、目の前の子どもの様子を、ありのまま見ることが難しくなります。このとき大切だったのは「わかるかどうか」「うまくいくかどうか」ではなかったのです。
▶「正論」で子どもは変わらない
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