東大生が中受や大学受験をすすめる理由。「東大合格」でいい企業に就職できる以上に価値があることとは

可愛い服が必要なのか

お題となったアパレル企業には「可愛い服が少ない」と考え、提案したようだ。たしかに、それは事実なのかもしれない。

 

ただ、誰かのニーズを満たしているのだろうか。会社のコンセプトを調べ、それに合うかどうか検討しただろうか。顧客のニーズを既存の商品から推定しただろうか。「オンライン販売の売上を伸ばす」という課題に対して、正面から向き合っただろうか。

 

筆者にはそうとは思えない。彼が言うように、可愛い服の販売を始めたら、驚異的に売り上げが伸びる世界線もあるだろうが、不確実性が大きいために共感を得られない。またその不確実性を打ち消すほど、新規性や独自性があるわけでもない。

 

良いアイデアを生み出すには創造力が必要で、創造力は生得的であるから持たないのは仕方がない。ただ、自分のアイデアや仮説を検証する論理的思考力は、外資系戦略コンサルの面接を通過するくらいの学歴があるならば持っていて当然だ。奇天烈なアイデアを出せば軽蔑されるかもしれない。当該アパレル企業のコンセプトは非常にわかりやすいから、「可愛い服を作る」は十分に軽蔑の対象だろう。

 

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