東大にあって早慶にないもの。「授業の質は正直変わらない」けれど、学生を比べたときの決定的な違いとは

慶應大学理工学部から東大へ 

Aさんは地元の公立中学で、200人中10〜20番程度の成績だった。初めて自分が賢いと気づいたのは、中学1年の頃の数学の小テストで、良い点を取った結果一番上のクラスになったときである。科目ごとにクラス分けがある珍しい学校だったようだ。 

 

しかし、高校受験では第一志望の都立新宿に落ちてしまい、日本大学の附属校に進学した。この時の挫折を機に、早くから国立や早慶を目指すことを決意する。 大学入試では第一志望で東工大(現・科学大)を受けるが落ちてしまった。就活市場で東工大に勝ることを考慮し、浪人せずに慶應大学理工学部に現役で進学した。 

 

大学3年生の時、東大大学院への進学を決める。表向きは自身の興味分野において東大が優れているためだったが、同じ慶應大学の学生である恋人と相談し、一緒に東大に進学することを決めたそうだ。恋人は東大にコンプレックスがあった。 東大に落ちて慶應や早稲田に進学する人はかなりの数いる。東大受験者は3000人程度いて、受験者はその2.5倍なので4500人が東大に落ちる。後期日程を実施している国立大学は少ないので、彼らは私立に進む。きっと早稲田か慶應だろう。 

 

だから、早稲田と慶應の一部の学生は、ほとんど東大レベルなのだ。そのような点で見ると、東大と早慶のレベルはほとんど変わらないが、私立専願の学生と比較すると東大生とは凄まじい学力の差がある。 東大にコンプレックスを持つ当該女性も、東大受験生だったのかもしれない。慶應に入って勤めて勉強するなか、周囲の学生が与えられた範囲でしか学ぶ姿勢を見せなければ、再度東大を目指したくなるだろう。 

 

無論、慶應大学にも大学院進学を志す学生はいるだろうが、内部生は名前を書けば慶應の大学院に入れるため、半年近く勉強して東大の大学院に進学することを「コスパが悪い」と考えるかも知れない。 

 

▶東大と慶應の違いとは「天才がいるかいないか」

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