カレの「歴代彼女」チェックして!全部3年で別れてる男はあなたとも別れます
こんにちは。恋愛ライターの中島アイです。先日テレビを見ていたら、非常に興味深いテーマの番組が放送していました。「恋が長続きしない…」と悩む人も多いかと思いますが、それは脳内で変化が起きているからかもしれません。そして、その脳の仕組みを考えていくと、あなたの未来もちょっと見えるのかも…?
恋が冷めるメカニズムは脳が関係していた?
11月28日放送の「又吉直樹のヘウレーカ!」(NHK)に、脳神経科学者の奥山輝大さんが登場。「なぜ恋は冷めてしまうのか?」という疑問を科学で明らかにしてくれました。
まず番組では“恋に落ちるメカニズム”を解説。人が恋に落ちるのは、脳内ホルモン“ドーパミン”が関係しています。人は相手に強い恋心を抱くと、ドーパミンが放出され“恋に落ちた状態”に。
そして恋が冷めてしまう理由は、次第にドーパミンが放出されにくくなるから。付き合い始めは脳内に大量のドーパミンが放出され、その刺激を受け取る脳領域も活性化している状態。しかし長く付き合っていると刺激が少なくなり、ドーパミンの放出量が減るため“恋が冷めた状態”になるのだとか。
さらに番組では“一夫一妻制”の話に。ゲストとして出演した“恋の伝道師”石田純一さんが「人間って一夫一妻制でいいの?」と疑問を投げかけると、奥山さんは「一夫一妻制の生き物って大抵環境が厳しいところに住んでいる」「でも人間がいま住んでるのはそんなに厳しいところだけじゃない」とコメント。
司会のピース・又吉直樹さんが「(人間は)動物の本能として結構無理している状況ではあるんですね?」と聞くと、奥山さんは「そう言うと語弊があるかもしれないですけど、多分そうですね」と答えていました。
これら衝撃の解説に、SNSなどからは「ヘウレーカ面白かった。恋は脳内物質が関わってるってすごいな」「奥山先生の『人間は種の繁栄より個の幸せを取った』という意見が興味深かった」「他の動物は法律で結婚のことなんか決めてないもんね。繁殖のことを他人が決めるって動物的に考えると変だ」といった声が上がっています。
パートナーにマンネリを感じるのは3年目が多い?
ドーパミンが恋愛に関係していると判明しましたが、どれくらいの期間で脳の刺激が少なくなるのでしょうか。以前ゴールドコースト観光局とクイーンズランド州政府観光局が共同で行った調査によると、「現在のパートナーにマンネリを感じている」人は50%以上もいることが判明しています。
同調査では、配偶者かパートナーがいる20代~50代の男女600人を対象にアンケートを実施。「あなたは現在の恋人・配偶者との関係にマンネリを感じますか?」と質問したところ、全体で55%の人が「感じたことがある」と回答しました。
交際歴別にみると、「交際3年目」から「マンネリを感じる」と回答した人が約50%に上昇。「交際歴7年目」の人は約80%が「マンネリを感じている」と答えています。
興味深いのは、同調査での「パートナーから、どのような言葉をかけてもらいたいですか?」という質問項目です。
最も多かった回答は″ありがとう“などの「感謝の言葉」ですが、交際期間別に見ると、2年目までは1位が「感謝の言葉」約54%、2位「愛の言葉」約43%なのに対して、3年目以降は2位が「ねぎらいや気遣いの言葉」約51%に。
安定的な関係性を望むなら、ドーパミン優位のラブラブな時期を過ぎた3年目以降は、意識的に相手にねぎらいの言葉を伝え、関係性を良好に保つのがベターと言えるでしょう。
また、あなたの彼が歴代彼女と毎回3年目で別れている場合、このドーパミン減少のタイミング以降に「女のケアをしない」、いわゆる気が利かない男性である可能性もあるかもしれません。ですから、あなたにも3年目の危機が訪れる可能性が。その時期をどう乗り越えるか、今から心構えをしておいたほうがいいのかもしれません。
恋や愛のカタチは人それぞれ。パートナーと自分が納得できるような恋愛を心がけたいものですね。
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