「年齢のせいにするな」 小柳ルミ子から学ぶ“おしゃれ更年期”の乗り越え方

こんにちは。芸能&経済を中心に、テレビやネットをウォッチしまくるライターの上岡裕子です。先日カフェでお茶をしていたら、20代の女の子が「もう年だからミニスカ履けない~」と友達に話していました。それを聞いて思わずハァ!? よくも生粋のアラフォー女・上岡の前でそんな戯言を…。ミニスカが履けないどころか、自分に似合うファッションすら分からなくなる― それが“アラフォー”です。しかしその問題を「仕方ない」の一言で片づけていませんか? そこで今回は、ピチピチのアラフォー女・上岡が皆様に少しだけ“喝”を入れたいと思います。

 

奇跡のアラカン女優・小柳ルミ子さんのカッコよすぎるファッション観

ちなみに今回のようなアラフォー問題を、巷では“おしゃれ更年期”と呼ぶそう。実際に多くの女性たちを悩ませているようで、ネット上では「どんな服も似合わなく感じて本当にツラい」「何を着ても若作りしているように見える」など悲嘆する声が相次いでいました。

 

しかしだからといって、服が似合わないことを“年齢”のせいにするのはNG。例えば女優・小柳ルミ子さんは、御年66歳にしてファッションへのこだわりを諦めていません。12月11日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、ボディラインが協調されるワンピースをチョイス。スタッフから心配の声が上がると、彼女は「ボディラインが強調されたらマズいですか?」「強調されていいよね」と堂々たる態度で一蹴にしています。

 

さらに彼女は、「『もう年だから』って皆言うじゃん? そうじゃないのよ」「年齢のせいにするな」と一喝。確かに小柳さんのおっしゃる通りで、“服が似合わない”と嘆く割にその分努力でカバーしようという人って少ないですよね。

 

38年間体型が変わらない女優・夏樹陽子さんのたゆまない努力とは?

そもそもおしゃれ更年期は、加齢による“体型の変化”が大きな原因。もちろん努力だけではどうにもならない部分もあるでしょうが、多くの人が努力する前に“年齢”を口実に諦めています。ちなみに小柳さんは、B84cm・W56cm・H80cmという抜群のプロポーションを維持。ファンデーションひとつをとっても1回のメイクで3~6色を使うなど、彼女の根底には常に“美の探求心”があります。

 

他にも例を挙げれば、女優・夏樹陽子さんは還暦を過ぎた今でも体型を維持し続けており、38年間ドレスのサイズは一切変わっていないそうです。同じ女性として、たった数カ月で体重の増減を繰り返す自分が情けなくなってきますよ…。

 

そんな彼女の美の秘訣は、朝と夜の「ながら体操」。朝はチベット体操から始まり、夜は柔軟運動で1日を締めくくります。いずれも「テレビを見ながら」といった“何か”をしながらですが、1日たりとも体操を欠かしたことはありません。

 

若い頃はどんな服を着ても、それなりに着こなせていたでしょう。しかし年を重ねるとそうはいきません。むしろ年をとったからこそ、努力が必要になります。「服が似合わない」と弱音を吐くのはそれから。おしゃれを諦めるには、まだまだ早いですよ。

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