【クイズ】DXって何の略だか言える?意外に知らない!
新型コロナウイルス感染拡大の影響による生活様式の変化で、一気に進んだDX。
「DX」はなんの略でしょう。
デラックスではありません。
答えは「デジタル・トランスフォーメーション」です。
「デジタルトランスフォーメーション」という言葉は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したものです。教授は「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と定義しました。これについてさまざまな議論がなされ、日本でも日本では、2005年に施行された「e-文書法」によって、紙での保存が義務付けられていた文書ををデジタル化したデータで保存することが容認されました。
また、2005年にe-文書法の施行とともに、スキャナ保存制度により、紙文書のスキャナ保存も容認した。2015年から、電子署名と金額制限の廃止、翌2016年にはスマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した領収書も電子保存可能とするなど、規制緩和が行われたのです。しかし、あまり浸透したとは言えなかったようです。
2020年の東京オリンピックに向けては昨年、オリンピック期間の混雑緩和のためのテレワークを実験するための機関も設けられましたが、書類の提出や書類への捺印、PCの持ち出し制限などもありほとんど実施されませんでした。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、在宅勤務が可能になる人が増加。捺印がなくても書類が認められたり、決済システムを新たに導入する企業が拡大するなど、一気にDXが進んだといえます。
もっとも、DXはビジネスの創出、戦略など広範囲にわたるものであり、これからもさらに進化が見込まれます。しかし、ユーザーレベルでのDXは、新型コロナウイルスによって皮肉にも一気にひろまったといえるでしょう。
★この問題も解ける?
答えは>>>こちらスポンサーリンク