
「みの」じゃない!「笈を負う」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「笈を負う」です。
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「笈を負う」の読み方は?
「笈を負う」とは
遠く故郷を離れて勉学する。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。決して頻繁に耳にする表現ではありませんが「故事成語」の一つです。
「笈」の形や「〜を負う」といった表現から、茅(かや)や菅(すげ)といった植物で編んだ雨具「みの」が思い浮かんだ人もいるかもしれませんが、「みの」は漢字で「簑」と表されるため、「みのをおう」ではありません。
「笈」の意味や「故事成語」を知らないと難しいかもしれません。まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「きゅうをおう」です。
「笈」は
- 音読み キュウ
- 訓読み おい
と読み、
① 背に負うように作られている本箱。
② 行脚僧、修験者などが、仏具・衣服・食器などを入れて背に負う箱。おい。出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
現代では「笈を負う」はあまり見かけない表現ですが、中国の古い書物では頻繁に使われていました。『後漢書』や『李固(りこ)伝』には「登場人物が笈を背負い、先生を訪ねるために千里以上もの道のりを旅した」という記述があります。
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