まるで別人!発達障害の娘が遂げた「想像以上の変化」。特別な配慮より大切なことって?
こんにちは、ライターの岡本ハナです。
私の長女は、ADHDと強迫性障害を併せ持つ、いわゆる発達障害児ちゃん。
本記事の前編では、ADHDの不注意症状が強かった長女が、褒め上手な先生との出会いによって成長したエピソードをお伝えしました。続いて、詳しい実例をお届けします。
先生との相性がもたらす、想像以上の変化
一生懸命指導してくれている先生たちを比べるのは本意ではないけれど、この一件があって改めて思ったこと——それは、「先生との相性の良さ」は、「特別な配慮」と同じくらい大切なのでは? ということ。
たとえば、強迫性障害を持つ長女は、いくら手を洗っても「まだ汚れているのでは?」と思い込んでしまい、人の倍以上の時間をかけてしまう。
そんなとき、先生の声かけが 「もうキレイになったでしょ? 今すぐやめて。全員そろわないと“いただきます”ができません」 なのか、「手洗いが終わったら、みんなのところに戻ってくるんだよ」 なのか——。
後者のほうが、自分で納得できるから、すんなりと手洗いをやめられます。
でも、先生によっては、団体行動から外れないようにするため、前者のような指導をすることもあります。それも配慮の一つかもしれないけれど、かえって本人にはプレッシャーになってしまうことも。
(ちなみに、前者のように声かけをした先生には、後日「こう伝えてもらえるとスムーズです」と適切な声かけをお伝えしました)
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