「娘が合格したら、離婚を切り出すつもり」レス10年の46歳夫。受験を前に、誰にも言えずに決めた「期限」

2026.11.06 LOVE

45歳の誕生日に、受験が終わったら言おうと決めました

離婚を考えはじめたのは、45歳の誕生日を迎えたころでした。「何か事件があったわけじゃないんです。誕生日の夜に、妻と娘がケーキを用意してくれて、3人で食べて、娘が寝て、妻も自分の部屋に戻って。リビングに1人で残ったときに、ああ、このまま50になって、60になるんだなと思った。家族はちゃんとあるのに、自分だけ誰にも触れられないまま年を取っていく。それが急に怖くなりました」

 

ただ、すぐに切り出すことはしませんでした。娘さんが中学受験を控えていたからです。「受験の前に家の中をめちゃくちゃにするわけにはいかない。だから、終わってから言おうと決めました。合格でも不合格でも、2月が終わったら区切りにしよう、と。そう決めたら、少し気持ちが楽になったんです。終わりが見えたので」

 

それから、マサノリさんは夜中にスマホで離婚の手続きや財産分与について調べるようになりました。弁護士事務所の無料相談のページを開いては、予約せずに閉じることを何度も繰り返したといいます。「予約したら、本当に始まってしまう気がして。調べているあいだは、まだ何も決まっていない自分でいられたんです」

 

「終わりが見えた」ことで軽くなったはずの気持ちは、やがて、離婚後の生活を具体的に計算した夜から、揺らぎはじめます。前編ではマサノリさんが離婚を決意するまでの胸の内をお伝えしました。後編では、その決意を揺るがす厳しい現実と、彼が下す決断についてお届けします。

>>後編を読む
『娘の合格を願うほど、離婚できなくなる?レス歴10年の46歳夫が「たぶん、僕は別れようと言わない」と話す理由』

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