「スジ」や「シブ」ではない! ミカンの「白いアレ」の名前は?
寒くなる今の時期が旬といわれるミカン。ビタミンCが豊富で、手でむけばすぐ食べられる手軽さもうれしい果物。ところで、ミカンの皮をむくと白い筋が出てきますよね。みなさんはあの白い筋の正式名称を知っていますか?
本記事では、「これの名前なんだっけ?」というよく見かけるのに意外と知らないモノの名前をご紹介していきます。
この白い筋、名前は「アルベド」といいます!
【アルベド(albedo)】
柑橘類の果実の皮にある、白い繊維状の組織。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
正式名称は「アルベド」といい、「白さ」を意味するラテン語が由来といわれています。ミカンだけでなく、柑橘類全般の同じ部分にもこの言葉が使われます。ちなみに、果皮の外側は「フラベド」、果肉を包む薄皮は「瓤嚢膜(じょうのうまく)」、つぶつぶの果肉は「砂瓤(さじょう)」といいます。
食べなきゃ損⁉ アルベドには栄養がたっぷり!
ミカンを食べる際に、「食感が苦手」とアルベドを取ってしまう方もいるのでは? 実はそれ、とってももったいないことをしています! このアルベド、食物繊維が豊富でビタミンPなどの栄養素が多く含まれているんです。健康や美容のためには、取らずに食べることをオススメします。
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