芸能人はなぜ正月ハワイに行くの?マインドフルネス的3つの理由
「今・ここ」に注視するための仕掛けがハワイにはある
坐禅をする時に、携帯をいじってる人はいませんよね。禅の修行道場では、携帯電話の持ち込みは禁止されています。少し前なら、発見されたら壊されていたかもしれませんが、今の道場では、自宅へ送り返しているそうです。
その携帯の中に修行で必要な情報はないということです。そうやって半年も過ぎると遠い異国の社会のことなど全く気にならなくなります。
今ここにいる人々、そして自分のことを注視するようになります。
そうやって情報が入ってこなくなったら、行動もシンプルにするといいのです。
いつも定番の場所に行くことです。どこでもいいですが、お気に入りの場所。
いつもの様子の分かっているレストランに予約をして、いつもの席に座って、いつものものを注文する。
それでも穏やかに呼吸をして、前と違った感覚を感じてみる。お客さんの入ってる状況とか、外の天気とか。
そしてそうすることによって、孤独を感じなくて済むという効果もあります。
禅の修行は、同じことの繰り返しです。去年はこうしたというのがそのまま通じる生活です。しかしそこにいろんな気付きが隠れていて、はっと驚くこともあります。そんな気付きを体験して見てはいかがでしょうか。
言葉は意味のあるものですが、本来は音でしかありません。
空気の振動です。それをいちいち意味のあるものと結びつけているのは、他でもない脳のなせる技です。
それをいちいち受動的に解釈していると心が休まりません。
その点、海外や方言の違う地方へ行くと言葉を空気の振動として捉えることができるのです。
携帯の呼び出しがないのと同様に心を休めることができます。
このような理由から、忙しい芸能人が毎年同じハワイに行くのではないかと思うのです。
皆さんも、お気に入りの場所を作って、禅的な休暇の過ごし方をしてみませんか。
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