【クイズ】チューハイって何の略だか言える?意外に知らない!
夜に家で軽く晩酌するときなどに、手ごろな「缶チューハイ」。いろいろな商品があり、人気のある酒類のひとつです。
「チューハイ」はつぎのうちどの言葉の略語でしょう?
① 焼酎でハイになろう
② ショットハイボール
③ 焼酎ハイボール
居酒屋メニューが缶入り飲料になって人気爆発!
答えは「③ 焼酎ハイボール」です。
チューハイ(酎ハイ)は焼酎ハイボール」の略称で、蒸留酒をソフトドリンクで割った低アルコール飲料のことです。
実はチューハイには酒税法上の独立した品目としての規定はありません。業界団体等の統一基準もないので、「チューハイ」と呼ぶかはどうかはメーカーや飲食店が決めています。すべてに共通しているのは「蒸留酒をベースとしている」「アルコール含有率がおおむね10度未と)低い」の2点です。
チューハイと似たものに「レモンサワー」などのサワー類があります。「サワー」の語源は、英語で「酸味がある」「酸っぱい」などを意味する「sour」です。サワーはスピリッツをベースに、柑橘類などの酸味のある果汁と、砂糖など甘みのある成分を加えて作るカクテルの一種に、ソーダを加えた飲み物。
居酒屋などでも、「チューハイ」と呼ぶお店と「サワー」と呼ぶお店があるように、「チューハイ」と「サワー」はほぼ同じ意味で使われています。こうした点からも、チューハイという呼称に厳格な決まりがあるわけではないことがわかるでしょう。
チューハイの基礎をつくったのは、安定成長期から目立つようになった居酒屋チェーンだといわれており、定番メニューとしてチューハイは全国に広がってゆきました。
ただし、全国に広まったといってもどうやら呼び方には東西の違いがあるようで、東日本では「○○サワー」、西日本では「○○ハイ」と呼ぶことが多いといわれています。
チューハイをより身近にしたのは、なんといっても1984年に宝酒造が発売した缶入りチューハイ「タカラcanチューハイ」です。松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」に合わせて歌うペンギン(パピプペンギンズ)を使ったテレビCMの大ヒットとともに、「チューハイ」という言葉が一気に知られ、缶入りチューハイは家庭で手軽に飲めるアルコールとして浸透しました。
現在、缶入りチューハイ市場を席巻しているのはアルコール度数の高いストロング系のもの。手軽に酔えることが好まれているようですが、身体に危険を及ぼすとの指摘もあります。
お酒は飲み方次第で毒にも薬にもなります。手軽に手に入るものだからこそ、節度を保って楽しく飲みましょう。
「チューハイ」と「サワー」の違いはなんですか?(サントリーお客様センター)
https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001811.html
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