「くばう」ではない!「配う」の読み方、知っていますか?
普段読み慣れている漢字であっても、よく見かける送り仮名「以外」の送り仮名がついていたりすると「え…なんて読むの?!」と戸惑ってしまうもの。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「配う」の読み方、知っていますか?
「配う」の読み方は?
「配る」なら、すぐ読み方が答えられるはずです。「配る」の読み方は「くばる」ですよね。では「配う」は?
もちろん「くばう」ではありませんよ!
「くばう」ではありませんが、「配う」が意味する動作は「配る」に似ている部分もあります。
正解は…
正解は「あしらう」です。
「あしらう」は漢字で書くと「遇う・配う」と書き、
①応対する。相手をする。
②相手を見下したような気持ちで接する。いいかげんに扱う。
③(「配う」と書く。主となるものを引き立てるように)添える。
④あしらい③ をする。出典元:三省堂 大辞林第三版
を意味します。
「あしらう」の使い分け
「あしらう」と聞くと②のような、あまり良くない意味が頭に浮かぶかと思いますが、実際には広い意味をもちます。「配う」が表すのは③と④です。
「遇」には
①あう。思いがけなくであう。
②もてなす。あつかう。
③たまたま。おりよく。出典元:遇|漢字一字|漢字ペディア
という意味があり、
「配」には
①くばる。わりあてる。
②ならぶ。ならべる。くみあわせる。とりあわせる。
③つれあい。夫婦の一方。
④したがえる。とりしまる。
⑤ながす。島流しにする。出典元:配|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。
「遇」は「もてなす」を意味し、「配」は「くみあわせ」を意味しますから、「あしらう」の意味が違うことがわかります。
- 「遇う」…対応する
- 「配う」…添える
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