オンライン教室は「敢えて有料レッスンを受ける」ほうが捗る!その理由は?
つらい自粛がまだ続きますが、エクササイズは続けたいし、リフレッシュしたい。
そこで、私はオンラインでのピラティスレッスンに初挑戦しました。
みなさん、YouTube動画を見ながらのヨガはもう慣れっこだと思いますが、ここで敢えて時間に制限のある「Zoomレッスン」、しかも有料のレッスンを受けてみたほうが、結果的に捗るのでは?と気づいてしまったのです。
やっぱり「誰かと一緒に身体を動かす」のは楽しいんです!
自宅待機生活も3週間以上たち、最近、周囲で話題になっているのは各種エクササイズのZoomレッスン。私も友人から誘われて、遠隔のピラティス有料レッスンに参加したのですが、これがなかなか楽しかったんですよ! やはり対話ができるオンラインレッスンはまったくフィーリングが違う!
私が参加したのは世界陸上元日本代表のマラソンランナー、市河麻由美さんによるピラティスレッスン。住友海上陸上部で実業団選手として活躍後、ランニングアドバイザーとなり、ピラティス指導者の資格を習得。現在は各イベント等で、ランニングやランナーのためのコンディショニングなどの指導もしているそうです。
つまり、普段、そうそう簡単には受けられないハイレベルな講師のレッスンです。ピラティスビギナーの私は「骨盤」をテーマにしたクラスを選択。このレベルの指導が30分1100円!
メールで申し込みをするとミーティングのナンバーや暗証番号などのデータが送られてきます。その時間に自分の部屋で、Zoomを立ち上げてその情報を打ち込めばOK。大きな画面に市河コーチが映り、ほかの参加者の様子も小さく表示されます。当日の参加者は私を含めて5名。今日のテーマ、骨盤に関する簡単な解説のあとにレッスンがスタートしました。
ヨガのクラスで慌ててしまう人ほど、オンラインが向くのかも?
正直、私はヨガとかピラティスってなんだか手ごたえが感じられなくて苦手でした。ヨガトレーニングのイベント取材なども何度か経験しましたが、見よう見真似できょろきょろ周りを探りながらまねしているので落ち着かない!
で、結局「自分がきちんとできているのかどうか」わからないまま次に進んでいくんです。
ですがZoomでは遠隔だからか(そして今回は初心者が多かったから?)、説明が細かい。これはありがたかったです。
市河コーチがまず見本を見せながら説明し、次に自分たちも挑戦します。体をガンガン動かしたい人には物足りないかもしれませんが、エクササイズを継続して自宅で続けようと思うならば、正しい動きを学べるセミプライベートは願ったりかなったり。
お手本を見た後、実際に自分たちも同じ動きをしてみます。
(スタジオと違って大きな鏡がないので、直角に、とか水平に、という感覚はなかなか掴みづらい。携帯よりは、iPadなどタブレットのほうがいいと思いました)。
「う~ん、間庭さんは膝がもうすこし後ろの位置かな」「〇〇さんは左にかなり傾いてますね~」とそれぞれのポジションをチェックしてくれます。
これ、DVDやYoutubeだと気づけず、間違ったままだったりするんですよね。
「おなかにペットボトルを乗せてキープする感覚で! キツいでしょ~(笑)」。これがまた効くんです。一人だとなかなか頑張れない。そして離れていても仲間がいると励みになります。
そうしている間も「間庭さん、さっきできていたのにこっち側の動きは変だなあ。こうしてみて」「できる人は手も動かして」などレベルに合わせた課題を出してくれます。
おそらく、レクチャーしながら一緒に動くスタジオのレッスンと違い、見本を見せる時間、メンバーの動きを画面をみてチェックする時間が分かれている分、より個々のアドバイスを受けられるんじゃないかな。それはオンライン・レッスンでのメリットですね。
もっと一方的なクラスを想像していたのですが、最後には質問コーナーがあったり、思った以上に相互のやり取りがある、インタラクティブな30分でした。
市河麻由美さんといえば、私のようにランを趣味とする人ならみんな知っているトップランナー。
イベントやレースでのゲスト出演も多く、遠くから見てお顔は知っていました。そういう有名選手に自宅で手取り足取り教えてもらえるというのは貴重な体験。
これもこの時期だからこその特典かもしれません。
始める前に、ここをチェックしておいたほうが!4つのポイント
■1・先に「うつり」を見ておいたほうがいい!
Zoomに慣れず、カメラの位置をどうするかに迷ったので、事前に映り具合をチェックするべきだった! 全身が水平に収まる画像のほうが、より適格なアドバイスも受けやすいはず。どの配信アプリでも、事前に自分がホストになってログインして、画角を確認したほうがベターです。Zoomなら「新規ミーティング」を立ち上げて、映りを確認したらそのままミーティングを終了すればOK。
■2・コンタクトやメガネも必須です!
家にいるからとコンタクトをはずして受講したら、画像が見えづらかった。エクササイズしながらも小さな画面の自分のフォームやほかの人の動きとかはチラ見したい。
■3・メモもあったほうがいい!もしくは録音!
終わったあとにすぐメモしたけれど、このタイミングで息を吐くくんだっけ? 吸うんだっけ? など記憶があいまいなところも。忘れないようその場でメモすべきだった! もし録画が許されているクラスなら、録画してみてもいいのかもしれません。なお、録画はプライバシーや権利の関係があるので都度確認を。
■4・油断せず、お水を用意しておいて!
今回は結構、ハードなエクササイズだったので、事前の柔軟、水分補給の水のボトルを用意するなど、自分自身の準備は大切。
やってみてわかったメリットは?自分で配信をするならば?
オンライン・レッスンならではメリットもたくさん。いずれ自分が「レッスンをする側」に回ることも考えて、ぜひこの機会に体験してみては!
- 自宅内でできるので、移動の必要がなく、時間のロスがない。広いスペースも不要。
- 相互にコミュニケーション取れるので、それぞれにあった指導を受けられる/行える。
- 通常のスタジオレッスンよりも小規模で、しかもリーズナブルな価格設定で受講できる/開講できる。
- どこからでも発信できるので、日本全国、いや世界各国の講師から習うことが可能。著名なカリスマ講師、憧れの人から直接学ぶことも可能に。
- 体もカタいし、みんなでスタジオでエクササイズは見られちゃって恥ずかしいな、という場合も自宅なら気にならない。
- ともに受講した人との仲間意識が芽生え、達成感あり。人と交流したことで気も晴れる!
習う側としては、この時期の運動不足だけでなく、メンタルバランスを整えるためにも有効だな、と感じました。
単調になった1週間のなかでアクセントをつけるためにも、週1、2回、曜日をきめてオンライン・レッスンを受けてみようと思っています。
オンライン・レッスンはFacebookによい情報が!
葉山の一軒家カフェ&ヒーリングサロン「やまねこ」山根佐枝さんによるフラワーエッセンスのオンライン・セッション。フラワーレメディともいわれる、Dr.バッチのフラワーエッセンスのカードを使って、38種のエッセンスの中から今の自分に必要なものを選び、その解説をしてくれます。花や木のメッセージを聞くことによって、心の状態が読み解かれていくような感覚に。
山根さんはフリーの編集者でもあります。鋭い分析をし、柔らかに包み込まれるような声でのセッションは、自分自身と向き合え、心に平穏をもたらしてくれます。
花のエネルギーをうつした朝露のようなフラワーエッセンスは、飲用していくことで心身のバランスが少しずつ整っていくようです。顔を合わせて対話できるのはオンライン・セッションならでは。
そしてfacebookではオンラインアーティスト支援グループも立ち上がりましたよ! ミュージカル俳優やダンサーをはじめ様々なアーティストによるレッスン情報などがアップされています。
通常はステージ上でしか会えない人から、直接レクチャーを受けられるチャンス! なかにはバルーンアートやフラワーアレンジメント、ピアノ演奏やアナウンサーによる話し方講座などもあるようですよ。
この機会に、興味のあることに挑戦したり、苦手分野のスキルアップを目指しては?
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