「ごらいこう」と読みたくなるところですが…「御来迎」の読み方、知っていますか?

漢字にはさまざまな読み方があり、中には似たような読み方をする言葉もたくさんあります。そのため、なんとなく「こう読むんじゃないかな?」と思い込んで読んでしまっていた言葉が実は間違っていた…なんてことも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題していきます。

「御来迎」の読み方、知っていますか?

「御来迎」の読み方は?

「御来」の部分は「御来店(ごらいてん)ありがとうございます」などと使われることもあり、スッと読めた人は少なくないはず。一方で、引っかかりやすいのが「迎」の部分。「御来迎」と見て、流れで「ごらいこう」と読んだ人もいると思いますが、実は「ごらい“こ”う」は別の漢字で表されます。

まずは正解を見てみましょう。

正解は…

「ごらいごう」です。

「ごらいこう」は「御来光」と書きます。「光」ではなく「迎」の場合には、「こ」ではなく「ご」と読みます。

とはいえ「御来迎」と「御来光」で意味が大きく異なるわけではないのでご安心を。

「御来迎」は

1 「来迎」を敬っていう語。
2 高山の頂上で太陽を背にしたとき、前面の霧に自分の影が大きく映り、その周りに光環が見られる現象。阿弥陀仏が光背を負うて来迎するのになぞらえていう。御来光。
3 江戸時代の玩具の名。紙の張り抜きや木・土で作った小さな仏の像を竹筒に納めておき、糸の仕掛けで竹筒を下げると、黄色の紙を畳んで作った後光が開き、仏の像が現れるもの。
4 「御来光(ごらいこう)1」に同じ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味し、「御来光」は

1 高山の頂上で見る荘厳な日の出。「ご来光を拝む」
2 「御来迎(ごらいごう)1・2」に同じ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。

山の頂上近くで「ブロッケン現象」(太陽などの光が背後からさしこみ、見る人の影の周りに、虹のような光の輪が現れる現象)が起きた際には「御来光」ではなく「御来迎」が適していますが、山の頂上で日の出を拝む際には「御来光」が適しています。

ですが、辞書によっては“「御来迎」に同じ”“「御来光」に同じ”としているものもあります。使い分けることに神経質にはなりすぎず、それぞれがもつ意味の違いを楽しんでいただけると幸いです。

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