【地名クイズ】「おおたひかる」ではありません!「大田光」は何と読む?

2020.09.07 QUIZ

地元の人にとっては見慣れた地名でも、知らない人にとっては読むのが難しいこともありますよね。一見、地名とは思えないような珍しい地名だとなおさらです。

そこで本記事では、人の名前と勘違いしてしまいそうな地名のクイズを2問出題します!

「大田光」は何と読むでしょうか?

「おおたひかる」さんという人の名前じゃないの?と思ってしまいますよね。

ちなみに、爆笑問題の太田光さんは最初の漢字が「」ですが、こちらの地名は「」です。

「大田」までの読み方は「おおた」で合っています。

「光」をどう読むかがポイントです。

正解はこちらです。

「おおたっぴ」です。

青森県つがる市に牛潟町大田光という地名があります。

近くに「田光沼(たっぴぬま)」という沼があることから、「大田光」は「大田」+「光」ではなく、「大」+「田光」なのですね。

ところで、青森県出身の小説家といえば、太宰治です。

太宰治の『津軽』は、津軽地方を旅した紀行文のような小説ですが、その『津軽』にはこんな一節があります。

古代の鏡のやうに鈍く光つてゐるのは、田光沼であらうか。

春のよく晴れた日に、山の上から津軽平野を見下ろしたときの景色を書いています。

田光沼の湖面の美しさが感じられますね。

 

では次の問題です。

「上田良子」は何と読むでしょうか?

「うえだよしこ」さんではありません。

「うえだりょうこ」さんでもないですよ。

人の名前という意識にとらわれず、一文字ずつ、どんな読み方があるかを考えた方がよさそうです。

正解はこちらです。

「かみたらご」です。

どの漢字も特に難しい読み方をしているわけではないのに、一度「うえだよしこ」さんだと思ったら、案外それ以外の読み方が出てこないものです。

「上田良子」は、岐阜県恵那市明智町大田にあるバス停の名前です。

ちなみに、「上田良子」のほかに「下田良子」というバス停もあります。

「下田良子」は「しもたらご」と読みます。

田良子(たらご)地区の北が「上田良子」、南が「下田良子」となっているのですね。

ところで、現在放送されているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、長谷川博己さん演じる明智光秀がストーリーの中心となっています。

恵那市明智町は、この明智光秀の出生地の一つとしても知られています(岐阜県可児市という説もあります)。

明智光秀ゆかりの地をめぐる観光が人気なようです。気になったら、チェックしてみてください!

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