「だれ・なに」ではありません。「誰何」の読み方、知っていますか?
漢字にはさまざまな読み方があります。そのため、日常生活でよく目にする漢字で構成された言葉であっても、思いもよらない読み方をすることも。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「誰何」の読み方、あなたは知っていますか?
「誰何」の読み方は?
はじめて「誰何」という言葉に出会った時、私は「『誰(だれ)』と『何(なに)』を問う言葉なのかな」と考え、素直に「だれなに」と答えてしまいましたが、もちろん「だれなに」は不正解。
「誰何」は、
相手が何者かわからないときに、呼びとめて問いただすこと。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味。「誰(だれ)」と「何(なに)」を問うのではなく、「相手が『誰』なのかを問う」意味です。
そして問題の「誰何」の読み方ですが、実は夏の風物詩といえる果物「西瓜」と同じ読み方をします。
正解は…
「すいか」です。
「誰だ」と名を問いただすことを意味する「誰何」は「警察に誰何される」などと表します。
「誰何」は「誰」を「スイ」と読む、稀な例です。
「誰」は、意味を表す字と音を表す字でつくられた形成文字なのですが、その成り立ちを見ると
言と、音符隹(スイ)とから成る。
引用元:誰|漢字一字|漢字ペディア
とあり、元から「スイ」と読める漢字だったことがわかります。
ただ現在では、
- 音読み (常用漢字表外)スイ
- 訓読み だれ(常用漢字表外)たれ・た
と「だれ」と読むのが一般的であり、「誰何」以外で「誰」を「スイ」と読む例は滅多に見ることがありません。
やや硬い語感がある「誰何」は文章中で用いられることが一般的です。そのため日常生活で使う機会はあまりありません。
「誰何」の類語には
- 質す(ただす) 不明な点などを聞いて、明らかにする
- 問い質す(といただす) 疑問点など納得するまで質問し、明らかにする
- 尋問(じんもん) 問いただすこと
などが挙げられます。
この記事は
レビューライター
片山香帆
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