【クイズ】会釈って何の略だか言える?意外に知らない!
知人や顔見知りの人と会った際、軽くお辞儀をする挨拶が会釈です。
「会釈」は何の略でしょう。
もともとは仏教用語でした。
答えは「和会通釈(わえつうしゃく)」です。
「会釈」は「和会通釈(わえつうしゃく)」という仏教用語に由来した略語とされています。あまり耳にはしませんが「会通(えつう)」という言い方もあります。会釈は人に対する親しみ・好意・謝意などを表すために、軽く頭を下げたりするしぐさのこと。
ビジネスマナーでの会釈は、3段階あるお辞儀のうちでいちばん軽いものです。社内で人とすれ違う時などに用い、角度は15度が目安。頭だけではなく、背筋を伸ばして腰から上体を折り、前方に視線を落とすのが正しい会釈のしかたとされています。
仏教用語だった会釈が、現在のようなお辞儀スタイルを表す言葉になったのは、江戸時代になってか。和会通釈は、もともと仏典の二律背反(相互に自己矛盾する教説)を照合し、矛盾のない解釈を導き出すという意味です。ここから他者相互の矛盾を解消するという意味を持ち、さらに人間相互の融和から「挨拶」の意へと変わっていったようです。
会釈はちょっとしたしぐさで人間関係を円滑にしてくれるもの。意識的に行ってみるとよいことがあるかもしれません。
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