
【地名クイズ】「あいかんむり」ではありません!「愛冠」は何と読む?
地元の人にとっては見慣れていても、知らない人だと読み間違えてしまう、変わった地名ってありますよね。
そこで本記事では、思いもよらない読み方をする意外な地名のクイズを出題します!
「愛冠」は何と読むでしょうか?
「あいかんむり」ではありません。
「愛」はそのまま「あい」と読みますが、「冠」がちょっと変わった読み方なのです。
「冠」という漢字は通常、「かん」や「かんむり」と読みますが、どちらでもないのです。
ヒントは、北海道の地名ということです。
アイヌ語に由来していそうですよね。
さて、「愛冠」は何と読むのでしょう。
正解はこちらです。
「あいかっぷ」です。
愛冠は、北海道厚岸郡厚岸町にあります。
「愛冠」は、アイヌ語の「アイ・カップ・ピラ」(矢が届かない崖)に由来しています。北海道足寄郡足寄町にも同じ地名がありますが、由来も同じです。
愛冠岬は厚岸の代表的な名所で、「矢が届かない崖」という意味から、「できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る」という思いで名付けられたそうです。
「愛とロマンの岬」とも呼ばれている愛冠岬の突端には、思いを叶える「愛のベルアーチ」があり、カップルに人気です。
ところで、「冠」という漢字で「かっぷ」と読むのは変わっていますよね。
北海道の地名には「かっぷ」がつくものが多く、「冠」の字が当てられています。
愛冠のほかには、「占冠(しむかっぷ)」「新冠(にいかっぷ)」「正利冠(まさりかっぷ)」などがあります。
これは知っていないと、ちょっと思いつかないですよね。
では次も「愛」がつく地名の問題です。
「愛子」は何と読むでしょうか?
女性の名前で「愛子」さんなら、「あいこ」ですよね。
しかし、この地名は「あいこ」とは読みません。
読み方は違えど漢字が同じということで、2001年、愛子内親王のご誕生の際に全国的に有名になりました。
さて、「愛子」は何と読むでしょうか?
正解はこちらです。
「あやし」です。
愛子は宮城県仙台市青葉区愛子中央にあるJR東日本仙山線の駅名です。
愛子の地名は、同市青葉区下愛子横町にある「子愛(こあやし)観音堂」に由来すると言われてます。
「子愛(こあやし)」の名称から「あやし」をとって、「子愛」を「愛子」に入れ替え、「愛子」と書いて「あやし」と読むようになりました。
子愛観音堂には子安(こやす)観音像が祀られています。
子安観音とは、安産や幼児の成長を守護するという観世音菩薩で、子安観音像は女性の観音が幼児を抱いています。
子愛観音堂の前には、お堂に祀られている観音像をイメージした石像があり、やはり女性が小さな子どもを抱いています。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】