【動物漢字】「フツフツ」ではありません!「狒狒」は何と読む?

普段はカタカナやひらがなで表記されることが多い動物の名前。実は漢字の表記もあるのだけれど、目にする機会が少ないだけに「何の動物?」となってしまうこともありますよね。

そこで本記事では、あの動物って漢字だとそう書くんだ!となる動物のクイズを出題します。

「狒狒」は何の動物でしょうか?

「狒」という字は「沸騰」の「沸」に似ているため、「フツ」と読むのかな?と思ってしまいますよね。

しかし、この動物は「フツフツ」ではありません。

ただ、「狒」という同じ漢字が連続しているため、同じ音を繰り返す名前を持つ動物だということは分かりますよね。

さて、思いつきましたか?

正解はこちらです。

「ヒヒ」です。

ヒヒは、オナガザル科のうち、ヒヒ属とゲラダヒヒ属の哺乳類の総称です。

ヒヒという名前は、日本の伝説上の動物である「狒狒」に由来しています。

妖怪の「狒狒」は、サルを大きくしたような姿をした怪獣で、老いたサルが妖力を得てこの妖怪になるとも言われていたそうです。

「狒」という漢字はあまり見かけませんが、「狒狒」を表すとき以外には使われません。

ヒヒといえば、マントヒヒがすぐに思い浮かびますよね。

オスのマントヒヒは頭から肩にかけての毛が長く、マントを羽織っているように見えることから、この名前がついています。

このように「マントヒヒ」は日本語の名前です。

英語だとマントヒヒは”sacred baboon”です。ヒヒが”baboon”で、”sacred”は「神聖な」という意味があります。

なぜマントヒヒは「神聖」なのかというと、古代エジプトでは神の使いとして崇められていたことに由来しています。

神殿の壁やパピルスにその記録が残っており、聖獣として神殿で飼われミイラも作られました。

また、マントヒヒとよく混同してしまいがちなのがマンドリルです。

マンドリルは、以前はマントヒヒと同じヒヒ属に分類されていましたが、現在はマンドリル属に分類されます。

マントヒヒの顔は、ニホンザルと同じようにピンク色ですが、マンドリルのオスは顔の色がとてもカラフル。

鼻筋が赤く、その両側は青く隆起し、黄色のあご髭が特徴です。

マンドリルを表す漢字は「山魈」で、中国語によるものです。

「魈」という字は、「もののけ」や「化け物」を表します。

山魈は、中国に伝わる山の妖怪のことでもあるのです。

霊長類の動物は、日本でも中国でもその名前が妖怪に由来することが多いのですね。

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