
【国名クイズ】「ぞうげかいがん」ではありません!「象牙海岸」はどこの国?
普段、国名はカタカナで表記されていることが一般的ですが、仏蘭西、露西亜、伊太利亜など、漢字でも馴染み深いものはありますよね。
これらの漢字表記は、国名の音に漢字の読みを当てはめているため、漢字の意味など考えずにそのまま読めば、もともと読み方を知らなくても読めてしまうこともあります。
ところが、日本語でも同じ表記で別の意味で使っている漢字だと、意外と素直に読めないものです。
第1問:「象牙海岸」はどこの国でしょうか?
世界で1番のカカオ豆生産量を誇る国はどこでしょうか。
漢字では次のように表記します。
ちなみに、この国名は、漢字の読みから想像しても当たりません。
漢字の意味がヒントになります。フランス語を漢字に置き換えています。フランスがかつて宗主国だった国です。
「コートジボワール」です。正式な国名は、コートジボワール共和国。
コートジボワールは、フランス語でCote d’Ivoireと表記します。Coteは海岸、Ivoireは象牙です。それをそのまま漢字にした珍しい例ですね。
他にも数は少ないですが、アイスランドを「氷島」、モンテネグロを「黒山」と表記するなど、国名の意味に漢字を当てたものがあります。
出典>>【国名クイズ】「かのう」ではありません!「加納」はどこの国?
第2問:「越南」はどこの国でしょうか?
そのまま読めば「エツナン」です。
「エツナン」と読んでもその国を表しますが、正式な国名は別にあります。
店名に「越南」とつけてその国の料理を出しているレストランも見かけたりします。
ピンときましたか?
正解はこちらです。
「ベトナム」です。正式な国名は「ベトナム社会主義共和国」です。
「救世主国」や「伯剌西爾」は、日本人が国名の意味や音に漢字を当てはめたものですが、「越南」の表記はそうではありません。
ベトナムで使用されている言語はベトナム語ですが、日本語と同じように漢字文化の影響を強く受けています。
「越」は中国の春秋時代に存在した国の呼び名です。
仲の悪いもの同士が同じ場所にいることを「呉越同舟」という四字熟語で表しますが、この「越」です。「呉」と「越」は春秋時代の宿敵同士の国でした。
この「越」の南方に建国したため、「越南」と書いて「ベトナム」と称したのです。
「越南」の表記は、後から漢字を当てはめたのではなく、最初から「越南」なのですね。
出典>>【国名漢字】「きゅうせいしゅこく」ではない!?「救世主国」はどこの国?
第3問:「喜馬拉雅」はどこでしょうか?
先週「ネパール」に関するクイズを出しましたが、みなさま解けましたでしょうか?
それにちなみ、ネパールに関係するクイズを出したいと思います。
そのまま読むと「キバラガ」ですが、それだと何のことだかわからないので、ちょっとひねりが必要です。
でも、なんとなく読めそうな気がしませんか?
ネパールと言えば、世界最高峰のエベレストを擁するこの山脈がありますよね。
そうです。正解はこちらです。
「ヒマラヤ」です。
ヒマラヤは中国語で「喜马拉雅」と表記します。
「马」は日本の漢字にはありませんが、日本語の「馬」です。
日本語でも中国語と同じ意味の字を当てているのですね。
ネパールの国土北部はヒマラヤ山脈が占めており、世界に14座しかない8,000mを超える高峰のうち、なんと8座がネパールにあります。エベレストもそのうちの一つです。
ところで、新しいカレー屋さんを見つけたときに、「あの店はインドカレー?ネパールカレー?」と思うことってありませんか?
見分ける一つの方法として、エベレストのポスターを貼っていたら、だいたいネパールカレーです!
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