おいしい「ビオワイン」を選ぶには? 1,000円台のおすすめ2選
最近よく見かけるビオワイン。
「二日酔いになりにくい!」と日本でもとてもブームになっていますよね。
お店で購入するときに、すぐにビオワインと見分けることができたら嬉しいと思いませんか?
そこで今回は、ビオワインの知識とビオワインの見分け方についてご紹介します。
ビオワインってなに?
ビオワインとは、日本語だと「自然派ワイン」フランス語だと「
モグラやミミズがいるような自然の畑から作られたブドウを使っているので人体にとっても自然で優しいのです。
ビオワインには2種類ある
ビオワインは、製法の違いによって「ビオロジック」と「ビオディナミ」の2種類があります。
ビオロジック
ビオロジックは有機栽培の意味で、除草剤や殺虫剤などの農薬、化学肥料を使用せず、有機肥料のみで栽培を行ないます。遺伝子組み換えや放射線処理は禁止されています。
ビオディナミ
ビオディナミは農薬や化学肥料を使用しない自然な栽培というところはビオロジックと全く同じですが、それにプラスして月や星座の運行や引力、潮力などの関係から農作業をするのです。
つまり、月と星座の位置関係、惑星の位置関係、月の満ち欠けなどの情報をもとに、自然のリズムに則って造られたものなのです。
とても神秘的で一番自然に近い状態で造られているので、精神的にも肉体的にも優しいワインになるはずですね。
ビオワイン(自然派ワイン)の簡単な見分け方
自然派ワインかどうか簡単に見分けるには、エチケット(ラベル)の裏を見るとすぐに分かります。
各国でオーガニック認定団体というものがあり、それぞれの団体に基準があり検査に合格するとオーガニック認定ワインとなり、ボトルの裏ラベルに認定団体独自のロゴやマークが記載されます。
様々な国で自然派ワインかどうかの認証をしていますので、一部をマークとともにご紹介します。
AB
Agriculture Biologiqueの略で、有機肥料使用、無農薬栽培という意味で、フランス政府によってとても厳しい認定基準が設けられています。
EU
EUの各国で認証されたオーガニック食品に共通するロゴ。
EU産有機農産物マークです。
CAECV
Consejo de Agricultura Ecologica de la Comunitat Valencianaの略で、スペインのバレンシア州の有機農法の認証機関です。
BioGro
ニュージーランド生物農業生産者協会が運営する太平洋地域において最も信頼のおける有機認証団体です。
ビオワインっていくらから買えるの?
ビオワインと聞くと高いイメージがありますが、実は1,000円台でもビオワインはあるのです。
1,000円台で買えるおすすめビオワイン!
では、1,000円台で入門できるビオワインをご紹介します。
Honey Moon
(ハニー・ムーン)
目を惹くオレンジでHと描かれたエチケット。ハニームーンの名前の通りハチミツの香りとほんのり甘みを感じる白ワイン。酸が穏やかでちょっぴり甘みがあるのでワイン初心者でも飲みやすいです。オーガニックで栽培されていることが分かるように「ORGANIC FARMING(有機農法)」と記載されたマークが目印です。
タイプ:白ワイン
産地:スペイン ペネデス
ブドウ品種:パレリャーダ100%
価格:1,420円(税抜き)
Nature Vivante Rouge
(ナチュール・ヴィヴァン ルージュ)
ハワイの守り神と海や太陽、虹、雨など大自然が描かれたエチケット。「生き生きとした自然」という名の通り、大自然の中で造られたワイン。渋みが少なく飲みやすいです。
ボトルの裏にはEUのロゴとABマークが記載されています。
タイプ:赤ワイン
産地:フランス ラングドック
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%
価格:1,200円(税抜き)
ビオワインは、自然にも身体にも優しいワインなのです。
でも、飲みすぎには注意が必要ですよ!
※記載のワイン価格はすべてWINE SHOP mista価格です。
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