
【動物漢字】「なれしか」ではありません!「馴鹿」は何と読む?
普段はカタカナやひらがなで表記されることが多い動物の名前。実は漢字の表記もあるのだけれど、目にする機会が少ないだけに、「これ、何のことだろう?」となってしまうことも多いですよね。
そこで本記事では、意外な読み方をする動物の漢字を出題します!
「馴鹿」は何と読むでしょうか?
「馴」は「な(れる)」「な(らす)」と読みます。
動物などが人になつくといった意味で使いますよね。
「馴れ馴れしい」「馴染み」といった使い方もします。
「馴鹿」は「なれしか」とは読みません。しかし、人によく馴れた鹿だということは分かります。
漢字の音ではなく、意味から考えてみましょう。
この動物、12月は大忙しになります。
もう分かりましたか?
正解はこちらです。
「トナカイ」です。
トナカイを「馴鹿」と書く由来は、まさに人に馴れた鹿という意味からです。
北極圏から亜寒帯にかけて生息するシカの仲間で、家畜としての歴史は古く、人類が最も古く家畜化した動物の一つと言われています。
「馴」という字には、「ジュン」という音読みがあり、「鹿」も「ロク」という読み方がありますね。
「馴鹿」を「ジュンロク」と読むこともできます。ジュンロクはトナカイの別名です。
トナカイという語感が日本語っぽくないように感じますが、「トナカイ」はれっきとした和名です。
アイヌ語の呼称である「トゥナカイ」(tunakay) または「トゥナッカイ」(tunaxkay) に由来しています。
ちなみに英語だと、トナカイは”reindeer(レインディア)”です。
通常、シカはオスのみが角を持っていますが、トナカイはシカの仲間では唯一、メスにも角があります。
ただし、オスとメスとでは角が生える時期が異なります。
オスは春先に角が生え、繁殖期が終わる秋から冬にかけて抜け落ちます。
一方、メスは冬に角が生え、春から夏にかけて抜け落ちます。
ということは、クリスマスの時期に角が生えているのはメスということになります。
では、サンタクロースのソリを引いているのはメスなのでしょうか。
ところでサンタクロースのトナカイ達にはそれぞれ名前が付いているのをご存じでしょうか?
全部で8頭いて、名前はDasher(ダッシャー)、Dancer(ダンサー)、Prancer(プランサー)、Vixen(ヴィクセン)、Comet(コメット)、Cupid(キューピッド)、Donder(ドンダー)、Blitzen(ブリッツェン)です。
このうち、ダンサー、プランサー、ヴィクセンはメスで、それ以外がオスという設定になっています。
実は、去勢されたオスは冬でも角が抜け落ちません。サンタクロースのトナカイのオス達は、去勢済みのオスなのかもしれませんね。
参考:語源由来辞典
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