主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件 #5 疲れた主婦に「解決策」をアドバイスしてはいけないワケ
子どもがいる働く女性は、なぜそんなに大変そうなんだろう?
同じ女性でも、シングルだったり子供がいないとわからない事がいっぱい…
そこで、「もしこんな部下(子ども)が会社にいたら?」を元サラリーマンの現・主夫である河内瞬さんが家事・育児の大変さを解説。リアリティーある描写は、子どもがいてもいなくても刺さるはず!
「確かにそりゃ大変だわ~」なお話を10回連載でお届けします!
疲れた主婦に「解決策」をアドバイスしてはいけないワケ
主夫になったばかりのころ、来る日も来る日も家事育児の繰り返しの日々が続き、ふと「自分は何をしているんだろう……」という気持ちになることがあった。
それまでサラリーマンとしてさまざまな人と関わっていた状態から、いきなり一人になったから孤独感も強かった。日常的に人との交流はなく、黙々と家事育児をこなす。これは正直、精神的にくるものがあった。
それでも続けてこられたのは、家族、特に奥さんから毎日ねぎらってもらっていたからだと今ならわかる。当時はシュフ業にまだ慣れていなくて、ねぎらいの言葉のありがたさをわかっていなかったけれど、あの不慣れなころを乗り越えられたのは、間違いなく家族からの感謝の言葉のおかげだ。
「ありがとう」「お疲れさま」や料理を食べたときの「美味しい」は、確かにただの言葉だけど、シュフにとっては数少ない報酬なのだ。
疲れたシュフに必要なのは「ねぎらいの言葉」であって、解決策の提示ではない。
ここをパートナーが理解しているかどうかで、シュフの負担は驚くほど変わってくる。もしサラリーマンだったころ、「仕事が大変でさ……」と愚痴をこぼして、同僚に「じゃあ、こうしろ」と指示されていたら「そんなことわかってるよ!」とキレていただろう。
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『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』
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