主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件#8 もし部下の世話をしながら仕事をしないといけなかったら?
子どもがいる働く女性は、なぜそんなに大変そうなんだろう?
同じ女性でも、シングルだったり子供がいないとわからない事がいっぱい…
そこで、「もしこんな部下(子ども)が会社にいたら?」を元サラリーマンの現・主夫である河内瞬さんが家事・育児の大変さを解説。リアリティーある描写は、子どもがいてもいなくても刺さるはず!
「確かにそりゃ大変だわ~」なお話を10回連載でお届けします!
もし部下の世話をしながら仕事をしないといけなかったら?
シュフの一日は一言で言えば「何が何だかわからないうちに終わる」というのがしっくりくる。
主夫になりたての4年前は次女が2歳で家にいたのだけど、朝から晩まで自分の時間がない。子どもがいるというのは本当に自分の時間がないのだ。しかも、親が子どもと離れられないのは授乳やオムツ交換が欠かせない乳児期だけではない。
子どもがテレビなどのメディアに集中するようになる4、5歳ごろまでは本当に自分の時間は皆無。
例えば部下が「ちょっといいですか」と声をかけてきたとする。手が離せなければ「ちょっと待ってね」と言いますよね。
子どもはそれができない。
自分の描いた絵を、ダンスを、変な顔を、「今見て!!!」と要求してくるのだ。従わなければ大泣き。これがものすごくコマ切れに、それこそ数十秒単位でやってくる。
断続的に自分のやっていることを容赦なく中断させられるのは精神的にもきついし、何より家事が一向に進まない。
『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』
河内瞬 1200円+税 主婦の友社・刊
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