婚活市場での「40代独身女性」のリアルな価値って?【40代の婚活塾#1後】
前編から続きます。
【リバイバル配信 40代の婚活塾#1後編】
婚活をサポートすることが天職だと気づく
そんな濃厚な夜を楽しく過ごしていた時、私の中にある疑問がわいてきました。それは
「なぜ人間は、老いも若きも女性も男性もゲイもレズもみんな恋愛に悩むのだ?」
ということ。
酒場と言えば、下ネタと恋バナが定番。
ところが、恋バナといいつつ内容は「彼女(彼氏)ができない」という悩みばかり。こんなにも多くの人が、恋愛下手になっているのかと、恋愛マスターの私は正直驚きでした。
だって、チャンスはどこにでも転がっているのです。それに気づいていない。
私は本能で店に集まる男性と女性をマッチングさせ、次々とカップルを誕生させました。そんなカップルの結婚式に呼ばれることも多く、そのたびに“私の天職は人と人を結びつける事なのではないか”という思いが強くなってきました。
思い立ったら即行動に起こすのが私。ショットバーをたたみ、すぐさま大手結婚相談所に転職。イベント企画部に配属された私は、エンターテインメント業界で培った人脈と企画力で次々に話題になるイベントを開催、同時に婚活事業のノウハウを一から学びました。
そこでの仕事はとても充実していたのですが、やがて私の中に婚活している人へのアドバイスや成婚までの方法論がマニュアルで確立されていることへの違和感が生まれてきました。
もちろん、そのマニュアルで多くの方がご成婚されたという実績もありますし、大きな会社ではそれがスタンダードで一番効率がいいのでしょう。
しかし、
「結婚は一人ひとり違うものなのではないか」
「婚活は結婚出来ればいいのではなく、自分にとって幸せな人生を歩くためのひとつの手段なのでは」
「結婚してもしなくても、すべての人が自分自身の人生の主役となり、キラキラと輝く毎日を送って欲しい!」
と思ったのです。
そんな自分の思いを実現させるため、ついに私は婚活ナビゲーターを始めました。
婚活市場での40代女性の現状とは
私の婚活相談は、すべての年代、男女問わず結婚したい方を受け入れております。
しかしその中で、40代女性の婚活は、結婚相談所の仲人さんも言うように、正直非常に苦戦する案件でもあります。現実問題、どんなに素敵な女性でも今の婚活市場では厳しい戦いを強いられているのです。
一体、なぜ40代女性は敬遠されるのでしょう? もちろん年齢もありますが、それ以外にも厳しい現実がある事を知りました…。
40代女性が直面する現在の婚活市場のリアルについては次回、「40代女性の婚活を取り巻く3つの逆風」で詳しく書きたいと思います。
(構成/奥永陽子)
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