このレベルか…すぐ結婚できた40代女性のタイプって?【40代の婚活塾#6後】
前編の続きです。
【リバイバル配信 40代の婚活塾#6後編】
よく「謙虚さを持て」と言うけど、具体的にどういうこと?
撮影のあとは、プロフィール作成。
プロフィール作成は、ご自身でアピールポイントを書いていただく場合もありますし、苦手な方には、こちらがお話を聞いて、一緒に文章を考えて仕上げていく場合もあります。
その時に、Kさんは最初「特に趣味もないし、特技もない。何もアピールするものはありません」とおっしゃっていました。しかし、掘ったら出てくる、出てくる(笑)。
例えば、介護をしながらほかの家族のお世話もし(下は姉妹の子どもから上は祖父母まで)、3食それぞれの年代に合わせお食事を作っているとか。
それについては「料理は得意というか好きなだけです。メニューはその時の気分で」と謙遜されますが、いやいや、それを得意というのです。
いわゆる、冷蔵庫の余り物でちゃちゃっと系。一番料理が上手い人がやる事です。しかし、本人は食べる人の年代に合わせて3食作るのは当たり前の事だと思っています。
とにかく、自分がやっていることは特別な事ではなく、わざわざアピールするほどでもないと。
相談所に登録してから、慌てて料理教室に通い「料理は得意です。アクアパッツァとか、生ハムのサラダなどのイタリアンも作れます」と逆効果アピールをしてしまう人は多くいます。その謎のアピールにより、料理が不得意(もしくはほとんど経験がない)とバレてしまうとは気づかずに…。
また、夜勤で男性でも大変な力仕事をしていらっしゃるのですが「おかげで昼に家族の介護の時間が持てるので今の仕事につけて感謝です。すごくやりがいもありますし、やってみると案外楽しいですよ」とニコニコしています。現状に満足し、感謝する。これを謙虚と言わずなんと言いましょう。
その他、彼女は婚活している男性に刺さる部分を多くお持ちでした。
趣味は散歩をしながら、季節を感じる事 → 浪費家ではない。自然を慈しむ感受性を持っている。
晩酌のおつまみも得意 → 家飲みで夫婦の会話が楽しめそう。
仕事は続けたい → 結婚する相手の稼ぎを当てにしていない。計画的な人生設計が立てられそう。
旦那様をサポートしたいので、夜勤から日勤に変更は可能 → 自分の主張だけではなく、相手の希望も考慮するという柔軟な気持ちを持っている。
など。
特別な事はなくても、十分魅力的な女性だという事が伝わります。
ご縁が絶対逃げない人の「条件のなさ」はこのレベル
そして彼女が素晴らしかったのは、相手に対して、あれこれつまらない条件がないところでした。
「見た目? 特にありません。どちらかと言うと、シュッとした感じより、ジャガイモみたいなゴツゴツしてるけど温かい感じの方がいいかも…」
「年収? 私も働いてますし、無職じゃなければいいです」
「趣味? ギャンブル以外なら、インドアでもアウトドアでも何が好きでもいいです。むしろ私の知らない世界を教えていただけたらうれしいです」
「年齢? 婚歴? まったく気にしません。年上の方は頼りになると思いますし、再婚の方は一度大変な思いをしてらっしゃるので、次は一緒に幸せな家庭を築ければ」
「そんなのキレイごとだと思います!!! 本当にそんな謙虚な人がいるなら見てみたいわ!!!」とブチ切れのあなた。
そんな人がいるなんて信じられない気持ちは分かります。しかし、それを認めないと結婚は難しいかと。
実際、Kさんはいらっしゃいますし、Kさんのような方ほどアッという間に成婚します。
今回は「40代でも難なく結婚できるのはこんな人」のうち、「アドバイスを受け入れる素直さがある」「謙虚で控えめ」「多くを求めない」について、実際にスピード成婚された方の例をあげてご紹介しました。
次回は残りの2つ「ガツガツしていない」「男性を立てることができる」についてご説明します。
(構成/奥永陽子)
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