【クイズ】不織布ってどんなものだか言える?意外に知らない!
ほかの素材より効果が高いといわれている「不織布マスク」。
「不織布」はどんなものでしょう。
マスクに適した素材です。
答えは「織っていない布」のことです。
「不織布」は「織っていない布」のことです。これまであまり目にすることがなかった言葉ですが、読み方は「ふしょくふ」。
不織布は、通常の布が繊維や布を織って作られているのに対し、不織布は織られていません。薄いシート状の布で、熱や、機械、化学的な作用によって繊維を絡み合わせて作られます。粒子を捕まえる力やや通気性にすぐれていることで、マスクのフィルタ部分に採用されました。紙おむつや生理用品も不織布性のものがたくさんあります。
以前のマスクは平型で、ガーゼが使われているものがほとんどでした。昨年政府が配布した、いわゆる「アベノマスク」の形です。プリーツ型マスクや立体型マスクの登場で採用されたのが不織布です。昨年のマスク不足でウレタンなどの新しい素材のマスクも増え、効果の違いについての疑問もありますが、ウイルスの予防には素材にかかわらず、飛沫感染を防止するという意識が必要でしょう。
不織布は聞きなれない、見慣れない言葉のせいか、ネットなどで時々「不繊維」と誤記載している人も。「コロナ禍」を当初「コロナ鍋」「コロナ渦」と思っていた人が多いように、それまで使わなかった言葉にとまどいがある人もいるようです。しかし、いまやドラッグストアの店頭などで日常的に見かけるようになり、生活に一気に浸透してきたといえます。
参考:一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 「マスクの種類と構造編」
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