【男性心理】なぜ女性との連絡先の交換は「ハードルの高い」儀式なのか
男性が「この女性いいな」と思ったときにどんなことを考えたり行動したりするのか。男性のこの行動ってどういう意味があるの?これって私は恋愛圏内のサインなの?それとも圏外なの?といった男性心理・男の本音について考えてみるシリーズ。今回は連絡先の交換編です。
連絡先の交換は男からすべきと思っている
男性の心理として、何とか意中の女性と仲良くなりたいがどうしていいか分からない、どうしたら女性が自分を好いてくれるのか分からない。
気持ちだけ焦って、仕事か趣味の話なら自分でも話すことのできるとばかり延々と続け、気がついたら自分がいかにすごい人かという自己アピールをしてしまう。しかも本人に自慢話をしている自覚はないので、仕事と趣味の話には気をつけようというのが前回でした。
さて、そんな地雷をクリアして何とかいい雰囲気になってきたとしましょう。
男性にとって次なる関門が、LINEやFacebookなどの連絡先の交換です。
アラフォー男性は「連絡先を聞き出すのは昔から男性が仕掛けるもの」として育っています。若かりし頃に見ていたドラマ、雑誌の影響が大きいですね。
我々40代の男性は思春期に東京ラブストーリー・101回目のプロポーズに代表される「月9」を見て育ち、ポパイ・ホットドッグプレス・週刊プレイボーイを見て育っている世代。
「女性は男がリードするもの」という自意識を多かれ少なかれたたき込まれています。
今や告白並みにハードルの高い儀式
ところが、連絡先の交換しませんか?とオファーするのは、女性が思っている以上に男性にとっては勇気のいる行動になってしまいました。
断られてしまったらどうしよう、もし断られて女性の友達同士の話のネタにされてしまったらどうしよう、さらにその女性に自分と共通の友達がいたりしたら大変です。絶対笑いのネタにされてしまうに違いない、などと怖気づいてしまいます。
さらに、現代ではSNSという魔物があります。いつどこで自分の情けない情報が拡散されて笑いモノにされるかも分かりません。実際にそんなことありえないのは、よく考えればわかるんですが。
このようにリスク要素が満載なため、たかが連絡先の交換ひとつが、男性にとっては実にハードルの高い関門になってしまっているのです。成功するか失敗するかわからないドキドキ感こそが恋愛の醍醐味のはずですが、今は失敗を恐れてなかなか動けないんですね。他に楽しいことが世の中にはいっぱいあるので、そんなリスクをとる必要はないと。
なんとプライドだけ高く器量の小さいことでしょうか。でもこれが現実です。
ドキドキすると思考停止。対案を用意しない
仕事ではあんなにロジカルで、うまくいかなかった時の対案を用意する男性でも、どういうわけか恋活・婚活ではビジネス脳を発揮しません。
「連絡先聞いた時に、もし断られてしまったらこう言いかえそう」という対案を用意しないまま「えーいママよ!」とばかりに思い切って切り出してしまうケースがほとんどなのです。そのため断られてしまうと撃沈し、その場をうまくやりすごせずモジモジしてしまう。仕事ではあんなにリスクマネジメントしているというのに。
撃沈を経験したうえで、もう連絡先交換さえ切り出せないおとなしい仔鹿になるのか、はい次!とすぐ前を向ける狩人となれるかは、その人の性格によります。
ポジティブ思考な人は狩人となり女性慣れしていき、カジュアルに「LINE教えてよー」と聞くことのできる男性になります。彼らはモテますから婚活市場では激戦区となります。
ネガティブ指向な人は仔鹿となり、そのままソロ男まっしぐらの道を歩んでいきます。こういう人が仕事と趣味に一途の生活を送るのですが、その中でも「やっぱり結婚はしたい、子どもは欲しい」と思う一部の男性が大量に婚活市場に集まってしまうというわけです。
連絡先交換は女性がしかけても良い時代?
最近は女性からでも「連絡先、交換しませんか?」というパターンが増えているように思います。私も2年前の婚活時にそういう経験をしました。
純粋に「これは楽だな〜」と思ったのを覚えています。
女性に狩人になりなさい!という気は全くないのですが、ちょっとでも気になっていて、相手もまんざらでもなさそうで、でもオクテそうな男性なのであれば、過去に大きな失恋をして引きずっている可能性があります。そんな時は貴方のほうから一声かけていくのも手かもしれません。男性側はきっと心のどこかで「ありがたい」と思っていると思います。
ただしプライドの高いのが男性の悲しいサガです。2回目のデート以降は男性を立てることもお忘れなく。
【今日の結論】
アラフォー以上の男性であれば、連絡先の交換は男から申し出なければと思っている
しかし連絡先の交換という儀式は女性が考える以上に玉砕を恐れる、リスクの高い儀式
オクテな男性は過去の大きな失恋を引きずっている可能性あり、そんな時は女性からオファーを
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