「るいし」ではありません。「螺子」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「螺子」です。
「螺子」の読み方は?
「螺旋階段(らせんかいだん)」などに用いられている「螺」。また「累進(るいしん)」「累計(るいけい)」などに用いられる「累」が含まれていることから、「螺子」の読みを「るいし」と考えた人もいるのではないでしょうか。しかし残念ながら「るいし」と読むのは不正解。
とはいえ、「螺旋階段」が意味するものは螺子の「形状」にも関係があります。
「螺」には“渦巻き形のもの”の意味があり、螺子の意味は
1 円筒や円錐の面に沿って螺旋(らせん)状の溝を切ったもの。溝を外面に切ったものを雄〇〇、それにはまり合うように内面に切ったものを雌〇〇という。物を締めつけるのに用いる。
2 ぜんまいを巻く装置。また、ぜんまい。出典元:小学館 デジタル大辞泉
です。
なんと読むか、わかりましたか?
正解は……
「ねじ」です。「ねじ」のほか、「らし」と読むこともあります。
螺子の他、「螺旋」と表すこともあります。また「ねじ」は動詞「ね(捩)づ」の連用形からきており、「捩じる・捻じる」から「捩子」「捻子」と表されることもあります。
では以下の漢字はなんと読むでしょうか。
- 弾機
- 発条
- 撥条
これらは全て同じ読みで、2文字で表すことができます。
意味は
① 鋼(はがね)などを巻いたり曲げたりして強い弾力性を持たせたもの。衝撃の緩和、力の蓄積、はかりなどに用いる機械部品。形によって、板・コイル・竹の子・うず巻などがあり、作用によって、圧縮〇〇・伸張〇〇・ねじり〇〇に分けられる。弾機(だんき)。ぜんまい。スプリング。はつじょう。
② はずむ力。はねる力。弾力性。また、反発する力。出典元:精選版 日本国語大辞典
を表します。
正解は……
「ばね」です!
スポンサーリンク