こめかみは歯ブラシ!?「白髪隠し」をストレスフリーに使いこなす5つのヒント
生え際や分け目、髪をかき上げた時にキラッと目立つ白髪問題。最近では、セルフで染めたりケアする人が多いのではないでしょうか?
自分でできるのは気軽でいいけれど、「しっかり染まらない」「色が合ってない」「部分的に浮いて見える」といった、イマイチうまく使いこなせないという声もちらほら…。
そこで、白髪隠しを使う上でのちょっとしたコツをご紹介。撮影現場などでも活躍するヘア&メイクさんに聞いたアドバイスもあわせてチェックしてみて。
1.地毛よりちょい明るめの色がしっくりくる
白い毛を隠したいあまり、地毛より濃いめの色を選びがち。実はこれが失敗。
「市販の白髪染めは、思ったより暗めに発色するものが多いと思います。また、染めて毛束になった時に色が濃く見えてしまうことも。なので、地毛よりもワントーン明るめを選ぶとなじみやすいはず。黒髪の人は同じ黒を選ぶのではなく、ダークブラウンや、色を混ぜられるタイプのもので調合すると失敗しにくいです」。
2.手持ちのツールを活用して手際よく染める
白髪って、生えてくる場所によってすごく染めにくい時がありますよね。付属のブラシで塗りにくい時は、手持ちのこんなツールを活用するのもあり。
スクリューブラシでピンポイント塗り
「メイクでまつ毛や眉毛を整えるスクリューブラシは小回りが利き、1本2本の白髪を狙って塗るのに便利。スクリューブラシは100均でも手軽に買えるので白髪用に一つあっても◎」。
分け目、こめかみは歯ブラシを使える
「くしっぽくとかしながらつけられ、ブラシ面がフラットになっているので剤をつけやすいという利点も。分け目やこめかみなどの白髪に塗りやすいです」。
3.頭皮荒れが心配な人こそ“一時着色料”を
ホームカラーで頭皮の荒れやかゆみが気になる時は、肌が敏感になっているのかも。
「シャンプーで落とせる“一時着色料”なら、基本的に地肌と触れないため荒れる心配が少ないです。洗って落とせるもの=そこまで強い成分は使っていない場合がほとんど。白髪が気になった時にサッとカバーできて、時間がかからないのもメリット」。
4.スタイリングの質感に合わせるとより自然
洗って落とせる一時着色料を使う場合、スタイリング剤との相性も意識するとより自然な仕上がりになるそう。
サラサラヘア、ふんわりヘアの日
「ファンデタイプの白髪隠しがベスト。ふわっとパウダリーにぼかす仕上がりで、ヘアスタイルの軽さをしっかりキープできます。これがリキッド系の白髪隠しだと、カバーした部分だけ浮いて見えることがあるので注意」。
ウェットなヘアの日
「しっとりしたワックスやオイルなどでスタイリングする場合は、マスカラやリキッドタイプの白髪隠しを合わせて。質感を近いもので揃えると、自然になじんで見えます」。
5.外出先では“コスメ見え”する形状がスマート
出かけた先で思わず白髪を発見……という時に備え、ポーチにも白髪隠しを入れておきたいところ。
「家では分からなかったのに、お店のトップライトで頭頂部の白髪が急に目立つというのはあるあるです。今はファンデやマスカラなど、一見コスメと同じ形状の白髪隠しが増えているので、お直しポーチに入れておくと安心。コスメっぽいデザインだと、いざ外で使う時、そして購入する時も、気持ち的にラクですよね」。
今回は、セルフで白髪隠しをする時のコツをご紹介しました。ちょっとしたポイントですが、これをおさえておけば、仕上がりがより自然になるし、億劫な白髪ケアがストレスフリーに。ぜひ参考にしてみてください。
ライター/青木麻理
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