【男性心理】40男が食事をワリカンにするのは「本気」のサイン?
男性が「この女性いいな」と思ったときにどんなことを考えたり行動したりするのか。男性のこの行動ってどういう意味があるの?これって私は恋愛圏内のサインなの?それとも圏外なの?といった男性心理・男の本音について考えてみるシリーズ。最終回はデートの割り勘問題です。
初めて2人で食事なのに割り勘?
レストランで食事をしている。
食後にひとしきり話したあと、貴方はさりげなくトイレに立つ。
ひそかに会計が終わっていることを期待して。
しかしトイレから出てきたとき、彼は呑気にスマホをいじっていた。
もちろん伝票はテーブルに置かれたまま。
ようやくお会計となったところで、半分を彼から請求されて貴方は内心ムッとしつつ、笑顔で財布に手を伸ばす…。
そんなケースが過去にありませんでしたか?
もしかしたら、彼は貴方のことを値踏みしているのかもしれません。
わざと割り勘を提案し、相手の出方を見ていた
私の場合、婚活の時は基本的に割り勘にしていました。
なぜか?
お互いそれなりの年齢で独身です。正社員ならそれなりの稼ぎもあるはず。
そう思って、支払いを50:50でいけるかどうか試していたのです。
女性自ら積極的に財布からお金を出す場合は、必ず自分が多めに出し、良いなと思った方にはその日のうちにメッセージを出しました。逆にお金を出すそぶりを見せない方の場合は自分が「勉強代」として全額出し、そこでシャットアウト。以降連絡はしませんでした。
これだけ読むととても生意気な対応のように見えますが、金銭面が理由で一度離婚している自分にとって、メリハリ消費派の自分との金銭感覚の一致はこれからずっと一緒にやっていけるかどうかを決めるうえで最重要ポイントだったのです。
堅実なアラフォー男子のフトコロ事情
割り勘を提案する男性の全てが私の考えと合致するとは限りませんが、団塊ジュニア以降の男性においては、基本的に金銭感覚はシビアな人が多いと思っておいたほうが良いと思っています。
私のみたてでは、団塊ジュニア層の上にあたる新人類~バブル世代では「アッシー」「メッシー」といった言葉が流行ったように女性を金銭でもてなすことに抵抗もなく、むしろこうしてカネやモノでもてなすことが「男らしい」という認識があります。したがって、デートで全額出すというケースはそれなりに期待できるとみています。
しかし団塊ジュニア以降はバブルを経験できず、就職氷河期にぶちあたり面接では落ちまくって自信を失った「ロスジェネ世代」でもあります。
この世代以降、着実に「欲」がそぎおとされて堅実化が進み、浪費をせずに貯金するようになります。
それはファッション等にもあらわれており、無印良品のようなベーシック路線の消費を引っ張っているともいわれます。少し古い出典になりますが、日経ウーマンオンライン「恋愛からビジネスシーンまでこれで丸分かり!男ゴコロ大研究」による「仕事観も消費も堅実シェアマインドあふれる」との団塊ジュニア分析は、当の団塊ジュニアである私が肯定せざるを得ないくらい的を射ています。
そう、「女性は男がリードするもの」と頭の中では思っていても、金銭的にリードするとは限らないのがアラフォー男性の生態なのです。
経済感覚は価値観に通ずる。事前に確認を
どんなにルックスが好みでコミュニケーションの共通項が多かったとしても、お金に対する考え方が合わないと、あとで必ず苦労します。
苦労して離婚した私がいうのですから間違いありません。
過度な倹約・浪費、いずれも不治の病のようなものと実感しました。
金銭感覚はその人の価値観そのものともいえます。
割り勘男性はむしろ財布のヒモの固い倹約、またはメリハリ消費の男性と捉えましょう。
そのうえで、普段どんなことにお金をかけるのかヒアリングすることで、自分の金銭感覚と合うのかどうか確認されると良いと思います。
【今日の結論】
割り勘男性は、敢えて割り勘を提案することで貴方の出方をうかがっているかもしれない
概して団塊ジュニア以降の男性は堅実派が多いが、金銭感覚は早めに確認を
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