「駅から近くて便利なマンション」が致命的に失いがちな条件って?
都内まで30分圏内の千葉県にあるマンションを夫婦で購入したSさん(38歳)。住まい選びと実際に暮らしてみた実例を聞いた後半です。
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夜になって気づいた…駅に近いがための「音」
JR沿線で駅周辺には商業施設が充実していて、マンションまでは歩いて5分以内。生活にも通勤にも便利で、その点はとても気に入っているそうです。でも、駅から近いだけに、ちょっと困ったこともあるのだとか。
「駅が近いと電車の音が気になるかな、と思っていたのですが、電車はそれほど気になりませんでした。でも、大きな通りに面しているため、夜でも車の往来が多いんです。防音仕様のサッシが使われていますが、窓を開けるとかなり気になります。救急車が通ったりすると、窓を閉めていてもけっこう大きな音で聞こえるんです。小さな子どもがいるので、せっかく寝たのに起きてしまわないかとヒヤヒヤすることはありますね」
購入を決めるときに、音のことはある程度は覚悟していたというSさん。でも、実際に暮らしてみるとやっぱり気になってしまうようです。特に、夜の音は内見のときには分からなかったので、住んでみて初めて気づいたこともあったそう。
「駅の周辺だと居酒屋も多くて、マンション付近は駅前に比べたらお店の数は減りますが、それでも夜に騒がしいことがあるんです。緊急事態宣言中は静かだったんですけど、これからまた少しずつそういうことも増えるかもしれないですね」
ただ、駅から家までの道に暗く人通りの少ない場所を歩かなくてもよいことには満足しているとのこと。メリットとデメリットは表裏一体というところでしょうか。何を優先するか次第ですね。
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