【断捨離】45歳がプチプラを捨てる理由「あとから後悔するのが怖くて」
コロナ禍でおうち時間が増え、再ブームとなった断捨離。思い切って捨ててしまえば家のなかがスッキリするものの筆頭といえば、やはり「服」ですよね。クローゼットは服やカバンで溢れかえり、どこに何があるのかよく分からないし、新しい服を買っても仕舞うところがない、なんていう人も多いはず。でも、いざクローゼットを整理しようとすると、捨てるものと取っておくものを考えるだけでもけっこうなエネルギーを使うもの。
まさに服の断捨離をしようとしているTさん(45歳)は、捨ててしまいたいものと代わりに新しく買いたいものが決まっているそうです。どのような基準で捨てるものを決めたのか伺いました。
プチプラを一掃。年齢的に、服の数より質を優先したい
会社員のTさんのファッションは、通勤時はきれいめ、休日はカジュアル、家ではラクな部屋着の3段階仕様。ジャンルの違う服が入り乱れています。それぞれの服を「これはまだ着る、これはもう着ない」と判定していると時間がかかって仕方がないため、「プチプラは今年買ったものを残して、問答無用で全部捨てる」と決めました。
「そもそもプチプラのアイテムって、ワンシーズン着倒して捨てるつもりで買ったはずなんです。それなのに、まだ来年も着るかもとか、部屋着に使えるかもとか思って取っておいちゃうんですよね。どうせ着ないのに(笑)。実際のところ、本当に着ている服はクローゼットの中のほんの一部で」
服がありすぎてクローゼットの中身を把握しきれていないため、片づけを始めたら、何年も出番のなかった服もたくさん出てきそうな予感です。
「気に入っていたものや高かったものは、やっぱりなかなか捨てられないんですよね。特別な思い出があったりするとなおさら!持っていたところで、年齢的に合わなくなっていたり、デザインが古かったりで着られないことは分かっているんですけど。もしかしたらまたトレンドが巡ってきて、あのとき捨てなければよかったと後悔するのも嫌で……これまでにもやらかしたことがあるので」
結局何も捨てずに終わりそうなので、まずはプチプラを一掃することから始めることにしました。一方、クローゼットを整理してスッキリした暁に、Tさんが欲しいものは何でしょうか。
「年齢のことを考えると、これからは持っている服の数より質を優先したいですね。流行に左右されない定番の上質なアイテムと、長く大切に付き合っていけるようになりたいです」
この冬人気が急上昇しているのは、オーセンティックなトレンチや、リッチでシンプルなウールのコート。心機一転、これから10年、20年着られるアイテムを選ぶ人が増えています。そのためにもまずはクローゼットにスペースを作らねばなりませんね。捨てる代わりに買うものが決まっていれば、片づけもはかどるかも?
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