やっぱり「私らしいコーディネート」がいい。安奈流ワントーンコーデとは【安奈淳のファッション】02

元宝塚歌劇団星組・花組トップスターの安奈淳さん。『ベルサイユのばら』のオスカル役を演じ、第一期ベルばらブームを築きました。

しかし、50代からは一転、何度も死にかけたという長い闘病生活に。その後歌の世界に奇跡の復帰を遂げ、74歳の現在も精力的に行うコンサート活動を続けています。

そんな安奈さんのファッションは「本当に気に入った服だけをセンスよく」着回すコーデ。

書籍『70過ぎたら生き方もファッションもシンプルなほど輝けると知った』から抜粋してご紹介します。

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上から下まで 潔く白をまとう

顔色がくすみがちなお年頃になり 白い服は表情を明るくしてくれる救世主に。 ただし、ふんわり甘い白ではなく 大人の落ち着きを感じさせる白を意識しています。

白のロングカーディガンの 下は、ヨーガンレールのワンピースと、 リネンのレギンス。 ワンピとカーデの丈 の長さが偶然同じだったの でセットアップのよう

 

・白スーツに プリントTシャツを

コムデギャルソンで購入した白のスーツには、プリントTシャツで上品な遊 び心をプラス。 ひも靴だけれどソックスははかず、足元に「抜け」をつくって。

 

・硬質なリネンスカートに ジャケットを
ロングスカートにジャケットを合わせて。ふんわりしたスカートは似合わないけれど、アーツ&サイエンス の麻のスカートは重厚で硬質。 茶の小物とも好相性。

 

モノトーンはもっとも私らしいコーディネートです。 黒1色になったとしても 「さし色」は不要、 あえて別の色を目立たせる必要はありません。 それでも重い印象にならないのはグレイヘアのおかげかな。

 

>>>次ページ(11/12日 20:30更新)

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70過ぎたら生き方もファッションもシンプルなほど輝けると知った』 安奈淳・著 1,760円(10%税込)/主婦の友社 

元宝塚歌劇団星組・花組トップスターの安奈淳さん。 1965年入団後、27歳で『ベルサイユのばら』オスカル役を演じ、“第一期ベルばらブーム”を築く。

1978年に宝塚退団後は、持ち前の歌唱力と演技力を活かして舞台などで活躍していたが、50代で膠原病となり生死の境をさまよう。その後、長い闘病生活を経て奇跡的に復帰。74歳の今、精力的にコンサートを開催し、チケットは即完売の人気ぶり。

最近ではインスタ(@annnajun0729)の私服ファッションが評判となり、ファッション誌にたびたび取り上げられるように。

薬の副作用によるうつで、一時期は手持ちの服をほぼすべて手放してしまった安奈さんだが、今は本当に気に入った服だけをセンスよくコーディネートして楽しんでいる。その姿が女性たちの熱い支持を得ている。 自身の体験に基づいた生き方の金言とともに、安奈さん流の着回し術や服選びのコツを紹介する、写真満載の初のヴィジュアル本。

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