あぁ、ホッとする……。「癒やし上手」な40代女性が持つたったひとつの決め手とは

会社では常に「全力」を求められるアラサー男子。

緊張感のある毎日の中で、「この人といると落ち着く」と思うアラフォー女性には、「癒やし上手」という顔がありました。

あるアラサー男子が好きになったアラフォー女性の持つ、たったひとつの恋の「決め手」は「常に変わらない態度」であること。

恋愛相談家の視線から、素敵なアラフォー女性と彼の恋の顛末についてお話します。

 

「癒される」=「常に変わらない」という安心感

営業として、毎日顧客の間を走り回る忙しい毎日を送っていた30代の友人が恋に落ちたのは、同じ会社で働くアラフォー女性でした。

彼女は、営業の補助として書類を用意したり顧客の情報をパソコンに入力する業務を行っていて、彼とは毎日顔を合わせる関係。

朝はいつも「おはよう!」と元気な笑顔で挨拶してくれて、先に退社するときも「頑張り過ぎないでね」と一声かけてくれるような優しい性格だといいます。

彼がミスをして仕事先で怒られたときも、良い取引ができて上司から褒められたときも、変わらず「そこに座って『大変だったね』『良かったね』と言ってくれるのが日常」でした。

気がつけば、「今日はここでお昼食べたんですけど、美味しかったですよ」など仕事以外のことでも彼は話しかけるようになったそうです。

「良いお店を教えてくれてありがとう」と答えてくれる彼女に、「もっと認めて欲しい」という気持ちが湧いてくるのを彼は感じました。

彼にとって、彼女は

「いつも同じ態度で接してくれる」

という大きな安心を与えてくれる存在。

自然と心を開けるようになったのは、そんな彼女を「信頼できる女性」として彼が受け入れていたからです。

 

「ホッとできる」から「もっと知りたい」へ変わるとき

彼女がいるから、褒めてくれるから、もっと頑張ろう。

そんな気持ちで毎日仕事に精を出す彼は、「彼女の顔を見るとホッとする」と言っていました。

疲れて会社に戻ってきても、彼女がそこにいてくれて、会話をしているといつの間にか落ち着いている。

そんな自分に気がついていて、「彼女のことが好きなんだな」と思っても、年下だからという遠慮があってなかなかプライベートなことには踏み込めない。

何より、今の関係を壊すのが怖い。

「会社」という枠の中でしか接点が持てないことにもどかしさを感じながらも、安定したつながりを持てることに彼はとりあえず満足していました。

ですが、ある日彼女の配置転換が決まります。

同じ社内だけど、距離が開いてしまう。今までのように「会社に来れば彼女に会える」日常が変わってしまう。

そのことに大きな焦りを感じたとき、彼は「居ても立ってもいられなくなり」、意を決して彼女を食事に誘います。

それは、

「今すぐ恋人になって欲しいとか、そういう気持ちじゃなくて、ただもっと彼女のことを知りたいと思った」

そんな瞬間でした。

変わらない距離、というものに居心地の良さを感じていても、それが崩れると知ったとき「今のままじゃダメなんだ」と気がつくのですね。

「年下だし」「相手にされないかも」「嫌われたくない」と、それまでは自分の恋心に後ろ向きな理由を与えてはアプローチをためらっていた彼でしたが、彼女の異動という非常事態によって「自分から行動しないと何も変わらない」という勇気を得ました。

これも、「常に彼女が変わらない態度で接してくれるから」思い切って誘えることでもあります。

そのとき、私がしたアドバイスは

「年齢とか気にしなくていいから。ただ『あなたのことを知りたい』気持ちを伝えればいいよ」

というものです。

変に身構えてしまうと、相手も心を開けません。一方的に年の差を気にしても、彼女の気持ちを無視してしまえば先に進めなくなります。

素直に気持ちを伝えることができれば、それから先は彼女が考えること。

あとはそれを受け止める勇気を持って、彼女の前に立つことを勧めました。

 

「変わらない」ことは勇気を与えてくれる

 

結果を言うと、彼の恋は成就しませんでした。

それは「年下だから」とか、彼が最も気にした「頼りないから」という理由ではなく、「ほかに好きな人がいるから」というもの。

「本当は好きな人なんかいなくて、俺がダメだったのかも・・・」

としばらく落ち込む彼でしたが、どんな言葉であれ、彼自身を否定しなかったアラフォーの彼女は素晴らしい、と思います。

きっと、普段から年の差を気にする彼の気持ちには気づいていたはず。

そこには触れず、あえて「自分の事情」で彼の告白を断った彼女は、本当に優しい女性なのでしょう。

その後、会社では今までより彼女と顔を合わせる機会が減りましたが、廊下で会ったときなど相変わらず「仕事はどう?順調?」と明るい笑顔で彼に話しかけてくれるそうです。

そんな彼女の態度は、やはり「いつも変わらない」という安心感を彼に与えてくれます。

気まずくなるようなことがあっても、それを会社に持ち込まない、今まで通りの態度で接することができるのは、裏を返せばそれだけ彼も彼女に信頼されているということです。

そこを指摘すると、彼は元気になりました。

「振られたけど、これからも良い関係でいたい」

と彼に思わせるのは、アラフォーの彼女の芯の通った姿勢が勇気を与えてくれるからなのですね。

 

 

実際にどんな理由でアラフォーの彼女が彼を振ったのかは、重要なことではないのかもしれません。

それより、彼女が彼と「何があったにせよ」良い関係を築こうとしている姿こそ、彼女の人間性を表しているといえます。

彼が「癒される」のは、単純に彼女が優しいからだけではありません。

それだけ受け入れてもらえているのだと、そしてお互いを信頼しようとする姿勢があるからこそ、本当に良い関係を築いていける。

そんなことを教えられたエピソードでした。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク