「頑張る」のをやめていいですか?40代独女の片想いが失敗する3つの理由

2017.06.25 LOVE

片想いはいつだって新鮮でせつないもの。想いが結ばれますように、と願うのは40代独女であっても同じです。

ですが、年齢が上がるといろいろなプレッシャーでうまく振る舞えない、という女性もいるでしょう。片想いを楽しむキーワードは、「等身大」であることです。

40代の女性から話を聞くうちに見えてきた「片想いが失敗する理由」について、恋愛相談家の視点からお話します。

 

1「値踏み」されることが怖い

39歳の女性は、「好きな男性に心を開くことができない」と言います。

「この人と恋愛したいと思っても、この年齢まで独身でいた理由なんかを探られそうで怖い。『こういうところがダメなんだな』とか思われたら立ち直れないから、気持ちを伝えられない」

好意を伝え合うで恋は進みますが、相手と向き合うことは自分を見られること。内面に自信がないと、「値踏み」された後で去っていかれるんじゃないかという不安がつきまといます。

ですが、自分から心を開いていかないと恋愛は楽しめません。「こう思われたらどうしよう」と思いながら相手に接することは、あなたの素顔を隠してしまいます。

相手がどう感じるかは、相手に任せましょう。それはコントロールできないことであって、気に病むことよりのびのびと恋愛を楽しんでいる姿の方が、ずっと魅力的に見えます。

自分を知ってもらうことは、関係を深めていくために欠かせません。とりつくろったり誤魔化したりしても、自分が自然体でいられなければいずれ相手と過ごすことに疲れてしまいます。

自然体は、打算のない自分です。等身大の自分でいることが、恋愛を楽しむために必要な姿勢だと言えます。

 

2素直になれない

42歳の女性は、「年齢が気になって愛情を素直に伝えられない」ことでフラれ続けているのが悩みです。

「会いたいとか好きとか言う自分が相手にどう思われるか怖い。特に相手が年下だと、『年上らしくしなくちゃ』と思うから甘えられない」

年齢が上がるにつれ、社会的にも「大人の女性」という見方をされるようになります。「年相応」でいることは確かに大切ですが、恋愛まで大人びてしまうと、愛情を隠して「自立した女性」を演じようとします。

ですが、好意の見えない女性は男性にとって恋愛対象とはなりにくいものです。依存されるような重たい「甘え」はタブーですが、「会いたい」と素直に気持ちを伝えてもらうことで、男性も安心して同じように恋を進めようと思います。

年下男子の場合、「大人の女性」に憧れている姿が見えると余計に甘えにくいと感じるかもしれませんが、恋愛ではそのギャップも魅力になります。どこまでも自立している女性は、女性らしさに欠けると見えるリスクもある、と思いましょう。

自分の気持ちに素直になれる女性ほど、愛されるもの。正直な気持ちを隠さない女性は等身大の自分を相手に伝えることができるので、愛されやすいとも言えます。

 

3「結末」が怖い

 

38歳の女性は、「行き着く先は結婚になるのかなと思うと怖くて恋愛を楽しめない」まま過ごしています。

「若いころは結婚なんか意識せず人を好きになれたけど、今はどうしても『いずれは結婚を考えるのかな』と思ってしまって気軽に恋愛できない」

年齢が高くなれば、「恋をする」=「結婚」と考えがちになります。自分は意識していなくても、相手が結婚を前提に交際を申し込んでくる場合もあるでしょう。

恋愛の結末は、当然結婚だけではありません。結婚を意識されると息苦しいと思うときは、素直にその気持ちを相手に伝えることが一番です。

最初から結婚というゴールを頭に置いてしまうと、純粋に相手を想うことが難しくなります。まずは好きな気持ちを思う存分に楽しむ姿勢を忘れずにいることが、等身大のまま恋愛を続ける秘訣。結末は自分だけで決めるものではなく、相手と一緒に考えることです。

そして、「そういう未来もある」という柔軟な考え方を持つことで、自ら幸せになる可能性を低くすることを防げます。

「自分は結婚なんてしない!」とかたくなになってしまうと、今度は相手が窮屈になります。そうではなく、いろんな形で続けられるのが恋愛だと思うことで、よりたくさんの結末を選べるようになります。

 

 

40代独女こそ、肩の力を抜いた自分で日々を過ごすことが、仕事も恋愛も充実させるために大切な姿勢ではないでしょうか。

ひとりでするものではなく、相手の気持ちを尊重して一緒に楽しむのが恋愛です。「こうなるはず」「こうあるべき」と決めつけず、リラックスして愛情を伝えましょう。

「等身大である」ことは、「一番魅力的な自分である」ことと同じです。

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