「依存」は不幸を呼ぶ。40代独女が下した「自分を大切にすること」という決断とは

36歳、やりがいのある仕事を持ち、趣味も充実していた彼女の悩みは、「器の小さい彼氏に振り回される」ことでした。

「でも、好きだから・・・」こんな言い訳を続けていた彼女でしたが、あるとき事件が起こります。彼との別れを決意した彼女は、やっと「自分を大切にすること」に気づき、恋愛はもっと幸せなものだと思い出したと言います。

そんな彼女の恋の顛末について、語ってもらいました。

 

「ここまで尽くしたんだから」という依存

 

 

彼とは、同じ職場で働く同僚として知り合いました。

4つ年上、ぶっきらぼうだけど仕事は真面目に取り組む姿に惹かれ、恋心を抱くようになりましたが、仲は進展しないまま彼が転職を決めて退社することになりました。そのときやっと告白してOKをもらい、それからは恋人としてお付き合いが始まりました。

それまでは社内で話すことが多かったのですが、彼が退社してプライベートな時間を過ごすようになると、自信家に見えて実は臆病な面が多く、上手くいかないことを他人のせいにしたり嫉妬心がひどかったりと、想像とは違うことにがっかり。ですが片想いが長かったせいかなかなか嫌いになれず、喧嘩をして別れてはまたよりを戻すことを繰り返していました。

順調なときももちろんあり、そのときは「やっぱりこの人しかいない!」と思っても、ひどい言葉で傷つけられたり簡単に「別れよう」と言われたりすることで、どんどん私の中から自信がなくなっていくのを感じていました。それでも、こちらから求めれば必ず応えてくれる、私さえ彼に合わせることができれば彼と幸せになれる、と信じることで、何とか乗り切ってきたのです。

2年ほどそんな付き合いを続け、私の中では「ここまで尽くしたんだから、彼には責任をとってもらう」と意地のような気持ちが芽生えていました。また、「私と別れても彼はきっと簡単に新しい彼女を作るだろうな」と思うととても悔しく、何とかして彼に愛されたいと、そればかり考えていたように思います。

 

「ほかに好きな人ができた」

周りからは、相談する度に「そんな器の小さい男、さっさと捨てちゃいなよ」「何で付き合ってるの?」「時間の無駄」と何度も言われました。

確かに、自分でも「こんな人のどこが良いんだろう」と泣きながら思うときも何度もあったけど、結局、愛されているときの喜びや幸せを手放すことができないのですよね。つらい時間がある分、上手くいっているときの愛情はとても貴重に思えて、彼をもっと大事にしよう、なんて割れたお皿を片付けながら思っていました。本当に依存していたんだなと思います。

ですが、ある日彼から「ほかに好きな人ができた」と言われたのです。

そのときも喧嘩中で、確か私が男友達からメールで相談を受けたことを知った彼が怒って、「信じられない」などと言われていたとき。もちろんやましいことなど何もなく、私は純粋に友人として友達の話を聞いただけでした。

そんなタイミングで突然ほかの女性に恋愛感情を抱いていることを告げられ、私はパニックになりました。今まで、どんな言い争いをしてもそんなことはなかったのに、本当に裏切られた気持ちで。悲しかったし、これで終わりだと絶望感でいっぱいになりました。

が。

彼から出た次の言葉は、「でも、お前にも愛されていたい。こんな俺って欲張りだよな?」というもの。つまり、今まで通り私とも付き合い、「新しい相手」への片想いも続けたい、と。

「・・・バカなの?」

そのときはっきりと、「こんな男こちらから願い下げだと」いう声が私の中で聞こえました。そんな要求を平然と口にできること、私にも「新しい相手」に対しても失礼極まりないこと、自分のことしか考えていないこと。本当に器の小さい男なんだな、と呆れ果ててしまい、愛情が萎れていくのを感じました。

 

自分を大切にできるのが本当の恋

 

そのときは、「欲張りなのは結構だけど、それが叶うかどうかは別の問題」と言い捨てて帰ったように思います。薄れていたとはいえ、彼への愛情が完全に消えたわけではなく、やはり未練は残っていました。

でも、そんな扱いを自分に許すことは、ほかでもない私が私を不幸にすることです。

・・・それだけは嫌だ、これ以上自分を惨めにすることは、本当に孤独だけが残ってしまう。時間の無駄になってしまう。

私は、彼との付き合いを続けていくうちに、「自分を大切にする」ことを忘れていたのに気が付きました。この人では幸せになれないと、本当はとっくにわかっていたはず。それでも、「好きだから」と言い訳することで、自分の心をないがしろにしていたのです。

結局、彼とはきっぱり別れました。それからしばらくは禁断症状のように彼との狂おしい日々が思い出されて苦しかったけれど、それでも彼のもとへは戻りませんでした。戻ったところで、もう決して今までのようには付き合えない。彼に愛情を向けることはできない。幸せにはなれない。そう思うことで、彼からの愛情にすがろうとする自分を必死に引き留めたのです。

私が本気で離れていくことを決めたと知った彼は、何度かメールを寄越してきました。「仕事が上手くいかなくて・・・」と自分の不安定さをアピールしてきたり、「次の休みは出かけるんだったよね?気をつけて」など優しい言葉をかけてきたり、何とか私から自分への関心を引き出そうとしているのがわかったけど、相手にしませんでした。

たぶん、「ほかに好きな人ができた」というのは、嘘だったような気がします。私が自分以外の男性と親しくしていることが許せなくて、「そいつと切れないならほかの人を好きになるぞ」という、彼流の「脅し」だったのかもしれません。でも、もし本当に好きな人ができていたとしても、そんなことを口にして、あまつさえ私とも付き合いを続けたいなんてふざけたことを言う男など、金輪際信用できませんよね。

彼と別れて数ヶ月、今ではほとんど未練も残っていません。「誰も愛さなくていいんだ」という自由を、今はのびのびと楽しんでいるところです。彼と離れてみてわかったのは、「自分を大切にできるのが本当の恋」だということ。恋愛って、本来もっと幸せなもののはず。それに気がつくことができて本当に良かった、と心から思います。

 

 

結局、この「彼」の新しい恋がどうなったかは、誰も知りません。友達もおらず、親しく話せるのは彼女だけだった「彼」は、人を大切にしなかったことでその彼女すら失いました。

自立したつながりではなく、依存によって結びついた恋愛は、行動も愛情もどこか歪んでしまいます。真っ直ぐに愛せないことは、自分自身の心も直視できなくなること。それは、自己肯定感を下げ、幸せからも遠ざかる原因になります。

自分を大切にできる恋は、相手も大切にします。彼女の次の恋こそ、そんなものであって欲しいと願っています。

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