特撮って何の略だか言える?意外に知らない!【略語クイズ】

2023.02.23 QUIZ
特撮番組は子供だけではなく大人にも人気です。

「特撮」は何の略でしょう。

 

日本が誇るカルチャーのひとつです。

答えは「特殊撮影技術」です。

特撮」は「特殊撮影技術」の略。英語ではSFX(Special Effects)と言います。特殊撮影技術が使われた作品のことも特撮と呼ぶことが多く、特撮=ヒーロー物の特撮番組というイメージも定着しています。

日本でも戦前から合成やミニチュアを使用したトリック撮影を取り入れた作品が作られていましたが、本格的になったのは戦後のことで、特撮という言葉は1950年代後半から広まったようです。

日本の特撮の元祖といわれることもある円谷英二は、円谷プロダクションのもととなる「円谷特技研究所」を設立。1954年には映画『ゴジラ』を製作。

東映の特撮パートを手掛ける部門は、1965年に「特撮研究所」という会社に。東映東京撮影所の敷地内に存在することから東映作品への参加が圧倒的に多いものの、東映専属ではなく、他社作品へも積極的に参加しています。そのため、「空想特撮シリーズ」として円谷プロの『ウルトラマン』のテレビ放送にもこの会社がかかわっています。『ウルトラマン』は1966年に『ウルトラQ』の後を受けて始まりました。

また、1970年には石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)原作の「仮面ライダー」、1975年には「スーパー戦隊シリーズ」第1作となる「秘密戦隊ゴレンジャー」が世に送り出されました。これらの特撮作品は中断をはさみながら現在も放送が続いており、開始当初と比べると特撮技術の進歩が著しいことがわかります。しかし、開始時の工夫を凝らした特撮技術もまたな力を持つものです。

特撮はいまや日本がほこるコンテンツの一つとして世界に知られています。『シン・ゴジラ』が空前のヒットとなった樋口真嗣(監督)・庵野秀明(企画・脚本)コンビが手がける『シン・ウルトラマン』も初夏に公開予定。子どもも大人も楽しめるコンテンツとして、特撮は今後も成長し続けてゆくことでしょう。

 

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取材・文/近藤とも

この記事はリバイバルです

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