【男性心理】恋人の行動に文句を言う男は、やっぱり亭主関白タイプなの!?

2017.08.05 LOVE

通りに車が走っていなければ、信号のない場所でも、さっと渡ってしまう人々。当たり前にある光景のように思いますが、普段そうするという人は、どのくらいいるでしょうか。実はデート中にこれをやると、ひと悶着起きてしまうことがあるのです。

 

なぜか女にだけ「モラル」を求めてくる男性心理

 

信号のない場所で通りを渡ろうとすると「文句を言ってくる」or「不機嫌になる」。そんな恋人が、過去に何人かいました。中には、悪びれもせず「俺はいいけど、女はしちゃダメだから」と言ってのけた輩も。

 

こちらも胸を張って言えることではないのは承知していますが(道路交通法的に)、今回の論点はそこではなく「俺はいいけど、お前はダメ」という、このメンズ論理についてです。

 

通りを渡ることの、何がそんなに気に触るのか。なぜ自分を棚に上げて、怒ってくるのか。私はどうしても理解できず、理由を考えてみました。単に、彼らが「女はこうあるべき」を強要したがる「亭主関白系」だったというだけなのか。それとも、女が臆せずガシガシ通りを突き進んでいく感じが、男としての沽券を刺激してしまうのか。

 

「母親になったときの、子どもへの悪影響を心配しているのか!?」とまで思い及びましたが、そこまで考えた上で言っているわけではなさそうでした。いいように考えるならば、「女性には品よく振舞ってほしい」「恋人だからこそ、危ないことをしないでほしい」ということだったのかもしれませんが…。

 

「好きに歩かせてくれる男性がいい!」と思ったけれど

 

「通りを渡ると怒る男性」たちは、交際後期になると、何かにつけメンズ論理をぶつけてくることが多くなり、よく衝突をしていました。男勝りな私とは相性がよくないのでは…と思い、あるとき私は「逆のタイプの男性と仲良くなろう!」と方針転換をしてみたのです。

 

逆のタイプ、つまり精神的にフェミニン寄りな男性たちは、予想どおり寛容でした。私も「文句言われなくて快適だ〜!」と喜んでいましたが、彼らとはなぜか「友達」に落ち着いてしまうのです。居心地はいいのだけれど、惚れた腫れたの関係にならない&なれないケースが続きました。

 

過去「メンズ濃度」の高い男性とばかり付き合ってきたのは、結局そっち側の男性に本能的に惹かれてしまうからだったのでしょうか。理性と本能が矛盾している…うーん難しい!

 

男のプライドがあるから「ジェントルマン」になれるのかも?

歩くときの対応で言えば、レディーファーストが根付いた国の男性たちの「ジェントルマン」具合には驚かされることが多くあります。「女性は先に歩かせ、お店にも先に入らせてナンボ」な彼らは、こちらがつい日本人の習性で男性の後方に下がろうものなら、逆に怪訝な顔をされてしまうほど。

 

以前、海外へ遊びに行き、現地の友人と出かけた際のこと。私はいつものように、車のいない通りを渡ろうとしました。すると、その彼はとても落ち着いたテンションでこう言ったのです。「この街は車のスピードが速いよ。危ないから、あっちの横断歩道まで行こう」と。

 

なんたるジェントルな態度! 友人の間柄とはいえ、「男として、女性は守るべきもの」というプライドのようなものが伝わってきて、ちょっと感動してしまったのでした。

 

女は窮屈!?でも周囲の男性たちの「優しさ」も思い出せた

性差がある以上、「何もかも平等」というのが難しいのは理解しています。男性にだって「男らしさ」の呪縛があるのだろうとも思います。それでも、幼い頃から積もり積もった「女だからしてはいけない、すべきではない」という窮屈さへの不満を刺激されると、ついつい過敏反応してしまっていた私…。

 

でも、その友人は教えてくれました。強権を発動するメンズ論理、つまり「女は後ろに下がってろ」「男のいうことを聞いていればいい」「自分の付属物として不自由に閉じ込めておきたい」といった理由で、女性の行動を制限したがる男性ばかりではないことを。

 

よくよく思い出してみれば、「女性だから守ってあげよう、負担を軽くしてあげよう」という優しさは、普段友人たちからも十分に感じさせてもらっています。ありがたや。私の勝手な思い込みかもしれませんが、それが当たり前でないという視点は忘れないでいたいものです。

 

「時には女性を守り、時には自由にもさせてあげられるのが、真にかっこいい男」という風潮になっていけばいいのに…! なんて勝手なことを思いつつ、であれば「真に素敵な女」についても一度踏まえておかねばと思ったり(笑)。

 

男女の違いを補い合って幸せな関係を築いているカップルもたくさんいるわけで、お互いが快適に歩ける相手を私も諦めずに探せたらな…と思うのでした。

 

まあ、通りを渡って文句を言われるくらいなら可愛いものですよね。もっと深刻な女性蔑視がまかり通っている場所は数多くあり、恵まれた時代と国に生まれた幸運を思います。ただ、日本が本気で「女性の活躍」を推進させていきたいなら、このあたりの意識チェンジがまだまだ必要な気もする、今日この頃でした。

 

次回は「別れ際に優しい男、冷たい男」です。

 

【男性心理】彼女の行動に文句を言う男は、やっぱり亭主関白タイプなの!?【東京恋愛観察図鑑#9】

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