流行に乗る!ジン&ウイスキー好きな人歓喜のカフェシリーズ
何気なく同僚5人くらいと「普段のお酒」の話になりました。
「私日本酒がダメなのー」
「最近ビールの泡が苦しくてダメ。でも同じ泡でもシャンパーニュはOK」
「私は若いころから焼酎だけです」
「えっ、私はワイン専門だけどビールも飲むよ」
と飲むものがバラバラ。
40代ともなると「飲みたくないものをわざわざおつきあいで飲まない」のですね。
最近は「すいません、(あまりお酒に強くないのでというムードを出しつつ)ガスウォーターください」と頼んでも大抵置いてありますし、飲み物の多様化はいいことです。
こんなに「ビジュアルのいいお酒」珍しくない?
さて、今日ご案内をいただいて感動したのがこのニッカ カフェシリーズです。
ぱっと見の段階で、何が置いてあるか文字が読めていなくても「ここがひときわ光り輝いている」ように感じました。街灯を見てしまった蛾ってこういう気持ちなのでしょうね。
もしバーなどでこのボトルを見かけることがあったら、もれなく「吸引される蛾」の心理をご体験いただけると思いますので、バーテンさんの背後の棚をしつこくチェックしてください。
特にジンのボトルの美麗さは素晴らしい。
「わあ、コーヒー味のジン? おいしそう!」と思いましたが、いきなり間違いです。
COFFEYはコーヒーという意味ではなく、カフェシリーズというブランド名。
カフェスチルという、「カフェさんという人が開発した蒸溜機」のお酒なのだそうです。「いわゆるコーヒーと味の点では関係ない」点が理解できず、最初ちょっと意味の通らない会話をしてしまいました。
ニッカのサイトを見ると「カフェスチルだからこそつくり得た、豊かな香味を持つスピリッツ」と書かれているのですが……
このジンは大人女性必飲だと思う
ごめん難しいことはよくわかんない、でも本当おいしい。
先にウォッカ(写真左の青いラベル)からいただきましたが、飲み慣れないので味の良しあしがよくわかりません。たぶんおいしい。というか、たぶん日本人でウォッカにうるさい人もあんまりいない気がします。ロシア人を見ている限り、たぶん水のように飲めることが重要なのではと思います。
続いてジン(右、緑)をいただくと……
ジンも普段飲まないのですが、口に入れた瞬間にぶわーーーーっとジン。すばらしく華やかな柑橘の香り。
「乱暴に説明すれば、ウォッカのようなクリーンな蒸溜酒に、ボタニカル(柑橘等の風味部分)をプラスすると、ジンになる」というようなことを教えていただきましたが、
これは柑橘ジュースかな?
いやいや確かにジンだな?
まてまて、ジンってこんなにおいしかったかな?
と脳内で会議するような素晴らしさです。ゆず、甘夏、ほんの少しの山椒など、和の柑橘の風味を感じるのもちょっと女性好みです。
どっちか1本あげるといわれたら死ぬほど悩む2本
そして、40代女性とはいえあまり多数は存在しないと思われる「ウイスキーが好きな人」。
そんな各位なら「ニッカの人気シリーズです」というだけでご理解くださると思うのですが、まずこのカフェグレーン(左)がすごい。
私もウイスキーと言えば「ピーティだな」「ピーティじゃないな」程度のことしか判別できませんが、ひとくち飲んで
「……すいません、このぱああっと全方位に開く華やかさ、これは『ニッカっぽい』と表現してあってますでしょうか?」
「あってます、これはニッカが思うニッカっぽさです」
「!!!やっぱりニッカ好き!!!」
続いて、今年世界的なアワードで最高賞を受賞し、いま海外でも超高評価というカフェモルト(右)。
先に華やかなカフェグレーンを飲んでしまうと、ひとくちめで「うんうん、控えめで優等生っぽいウイスキー……?」と感じますが、違う、全然違う。あとからじわじわくるんです。
イケメンとすれ違ったとき、すれ違った2秒後くらいに脳内で「あれ、今の人イケメンだったかも…?」って気づいて振り返ることってありますよね。あの現象がウイスキーで起こります。書いていて意味わからないですが、実際に起きるので体験してください。
こんなの、左のイケメンと右のイケメンどっちにする?くらいの勢いで選べない。今日は華やかな左だけど、明日は端正な右の気分かもしれない。
ダメ押しの情報として、これらは仙台にある宮城峡蒸溜所での蒸溜。みなまで言わずともみなさん「ああ、なるほど宮城峡」という気持ちになると思います。
仕方ないから両方買いましょう。
でも大丈夫、そんな高くない。新宿信濃屋にはありました。現在のところバーなどでの扱いが多めなのだそう。お近くの酒販店にない場合は、公式オンラインショップをチェック。アマゾンでは実勢5,000円台です(2017年8月現在)。お安くはないけれど、この味なら円高にならない限りはこっちがいい…。
アサヒショップ(公式) http://beer.asahishop.net/
参考・アマゾン
さて、これだけ書いてきて最後に何ですが、実は私結構な下戸です。飲んだ瞬間倒れるほどの弱さではありませんが、飲み会も乾杯だけビールであとはずっとウーロン茶です。
こうしたアルコール飲めない系の人材が心底オススメする蒸留酒記事、信頼していいのか自分でもよくわかりません! でも本当においしかったから! よろしくご査収ください!
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