30歳でセクハラ被害に。心に不調をきたし婚活離脱!「ある武器」を身につけて運命が動きだす【オトナ婚/第18話(前編)】
精力的に婚活をしていた30歳、セクハラ被害に遭い心に深い傷を負う
――40歳の時に18歳年上の旦那さまと結婚したみーさんですが、まずは過去の恋愛からお話を聞かせてください。20代、30代のころの恋愛はどのようなものでしたか?
「20代後半に3年ほど交際している男性がいました。年齢的にも適齢期だったので、お互い多少は結婚を意識していたのですが、結局別れてしまいました」
――なにか具体的な原因があったのですか?
「特に大きな出来事があったわけではありませんが、今思えば価値観や性格が合わなかったんだと思います。私はかなりのネガティブ思考で、お付き合いしていた彼はポジティブ思考。考え方に違いがあったり、結婚に対する思いも温度差があったと思います」
――20代後半でフリーとなり、その後はどうでしたか? 心機一転婚活に励みました?
「まあ細々と(笑)。友人に紹介してもらったり、街コンやお見合いパーティのような多くの男女が出会える場に参加してみたり。でも特定の相手は見つけられませんでしたね」
――そしてみーさんが30歳の時、職場でセクハラ被害に遭ってしまいます。
「そうです。相手は当時の職場の上司、定年に近いぐらいの年齢の男性でした。そのできことがきっかけとなり、メンタルの調子が崩れてしまったんです。パニック障害になり医療機関にしばらく通い、結局完全に元気になるまでに5年かかりました」
5年かかって病気を克服。元ホステスの助言と心理学を武器に婚活を再開
――30歳から35歳の間婚活を休止していたわけですが、焦りはありませんでしたか?
「メンタル的に婚活どころではなかったですね。自分を立て直すことに精一杯でした。そして、ようやく気持ちも前向きになった35歳ごろから婚活を再開。婚活パーティなどにも再び顔を出すようになりました」
――一筋の灯りが見えてきたみーさんですが、さらにそこには恋愛力の高い心強い味方がいたそうですね。彼女の助言が婚活をする上でとても役立ったと。
「はい。私も35歳になっていたので、婚活を再開するにあたり闇雲に突っ走るだけでは効率がよくないと思い、元ホステスの知り合いにいろいろと相談をしていました。
彼女には、男性を惹きつけるテクニックをいろいろと教えらもらいました。
たとえば、外見について。やはり最初は男性が好みそうな清潔感のある服を着た方がいいと言われました。まずは相手に興味を持ってもらわないといけないので。
ファッションも清潔感があって無難なのが一番。個性を出すのは後からでもいいと。化粧も同様で派手すぎず上品な印象を与えるように意識しました」
――第三者に客観的に見てもらえるのって、助かりますよね。自分が普通と思っていることが、他の人とずれていることも意外と多いですし。
「そうですね。彼女に教えてもらったこと以外に、自分でもさまざまな工夫をしました。ブランク中に独学で心理学の勉強をしていて、それを踏まえた行動を婚活パーティで実践していましたね」
スポンサーリンク