さわら、ぶり、さばをどう煮る?失敗しない激ウマ煮魚のコツ3レシピ
どうせなら、しょうゆとみりんのあっさり煮物だけでなく、みそ煮や煮びたしもおいしく作れたほうが人生が豊かに決まってます。簡単なコツを押さえておけば、「味が濃すぎた……」「今日はパサパサ……」なんて失敗とも無縁に。代表レシピをご紹介します。
淡泊な白身魚にはごまをプラス、さわらのごまみそ煮
いっしょに里いもも煮るのでボリュームのあるメインがさっと完成します。すり白ごまとみそをあわせる煮物は応用がききやすいので、覚えておいて損はありません。
■材料(1人分・549kcal・調理時間15分)
さわら…1切れ
里いも(冷凍)…3個
絹さや…2枚
A しょうがの薄切り…1/2かけ分、酒…大さじ2、 砂糖…大さじ1と1/2、
みそ…大さじ2
すり白ごま…大さじ2
■作り方
1材料を切る
さわらは1切れを3つに切る。絹さやは筋をとって斜め半分に切る。
2里いもを煮る
なべに水1.5カップとAを入れ、里いもを凍ったまま加えて中火にかける。煮立ってきたらみそをとかし入れ、すりごまを加えてまぜる。
3さわらを加えて煮る
みそがなじんだら、さわらを加えて落としぶたをし、弱めの中火にして10分ほど煮る。仕上げに絹さやを加えて1分ほど煮る。 (料理制作・スタイリング/野本やすゆき)
脂たっぷりならしょうがでさっぱりと。ぶりのジンジャーソテー
淡泊なさわらとは反対に、脂ののったぶりならば、さっぱり食べられるしょうがのソテーに。焼いて軽く油を落とし、そのうまみたっぷりの油でつけあわせの野菜を煮からめます。
■材料(1人分・507kcal・調理時間15分)
ぶり…1切れ
ごぼう…1/4本
れんこん…2㎝
塩…少々
かたくり粉…適量
A しょうゆ…大さじ2、みりん…大さじ2、酒…大さじ2、砂糖…小さじ1、しょうがのすりおろし…大さじ1/2、
サラダ油…小さじ1
しょうがのせん切り…適量
■作り方
1下ごしらえをする
ぶりは塩を振って10分ほどおく。ごぼうは5㎝長さに切り、縦に4等分に切る。れんこんは3㎜厚さのいちょう切りにする。Aはまぜておく。
2ぶりを焼く
ぶりはキッチンペーパーで水けをふきとり、かたくり粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、ぶりを中火で焼き、両面に焼き色がついたらとり出す。
3野菜をいため、調味する
2のフライパンにごぼう、れんこんを入れて2分ほどいため、ぶりを戻し入れて弱火にし、Aを加えて煮からめる。器に盛り、しょうがをのせる。 (料理制作・スタイリング/野本やすゆき)
王道のさば煮はみそ煮缶を活用。しょうが+にんにくで、さばじゃが
さば缶はさまざまな観点から健康増進に役立つのではと言われています。みそ煮のこっくりしたおいしさに、さらにしょうがとにんにくの風味をプラス、満足度たっぷりのおかずに。
■材料(作りやすい分量/2人分目安・1人分328kcal・調理時間20分)
さばのみそ煮缶…1缶(190g)
じゃがいも…1個(150g)
にんじん…40g
玉ねぎ…¼個(50g)
A だし…1カップ、酒…大さじ1、 しょうゆ…小さじ2、 しょうがのすりおろし…小さじ1、 にんにくのすりおろし…小さじ1
サラダ油…大さじ1/2
万能ねぎの小口切り…適量
■作り方
1下ごしらえをする
じゃがいもは一口大に切り、にんじんは小さめの乱切りにし、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。玉ねぎは1㎝幅のくし形に切る。
2野菜をいためる
フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、じゃがいも、にんじんをさっといためる。
3さば缶を加えて煮る
野菜に油がなじんだら、Aの材料、さばのみそ煮缶を汁ごと加え、煮立ったら弱めの中火にして、汁けが少なくなるまで10分ほど煮る。器に盛り、万能ねぎを散らす。 (料理制作・スタイリング/緑川鮎香)
文/井一美穂
本記事は2016年5月に初回配信されました
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