髪をツヤツヤにする秘訣は実は1つだけ! これを知ってれば傷んだ髪にもツヤを出せる(後編)
「髪のツヤ」の正体を知れば、自分の髪もツヤツヤにできるんです!後編です。
<<前ページ:ツヤって、そもそも何?9割の人が間違って答えることとは
キラキラして見えるものを想像してみよう
篠原さん「例えば家屋やビルの壁は眩しくないようにでこぼこしています。それに対し、ツヤが欲しいもの、例えばライトなどは表面がでこぼこしていません。これは光の反射の法則の『乱反射』と『正反射』で説明がつきます」
星「なつかし~! 中学1年の理科の時間にやるやつですね!」
篠原さん「これを髪に置き換えるとこうです。髪には一つ大きな厄介な性質があります。それは…」
篠原さん「ズバリ、髪のフタであるキューティクル!お風呂から上がってドライヤーをあてないと、フタが開きっぱなしになります」
星「キューティクルって自然乾燥だとちゃんと閉じてくれないんですっけ」
篠原さん「そう!閉じないんです!だから、ドライヤーで乾かしてフタを閉めないとパサパサに見えるんです」
(>>正しいドライヤーの当て方はこちら)
星「え、じゃあ潤いは関係ないってことですか?」
篠原さん「実は……そうなんです!! 潤いは関係ない。それを証明する三つの事例を見ていきます」
同じモデルさんをツヤツヤさせたりパサパサさせたりしてみる
篠原さん「このモデルさんは、乾燥して見える髪をドライヤーでブローし、アイロンを当ててツヤを出しています。乾燥して見える髪に、さらにドライヤー・アイロンで水分を奪っているのですが、上手くやればツヤツヤになるんです」
星「水分量は変わっていない…というかむしろ減っているのに潤ってみえますね」
篠原さん「それは、キューティクルが平らになって正反射しているからです」
篠原さん「逆をやってみましょう。ツヤのある状態の髪に逆毛を立てれば乾燥してみえます! 逆毛によって、平らだったキューティクルがでこぼこした表面になり『乱反射』がおきている状態です」
星「乾燥しているのではなく、乾燥して見えているだけなんですね」
篠原さん「そうです。髪の水分量は全く変わっていなくとも、見え方に違いが出るのです」
▶つまり、どんなに傷んでいる髪でも、こうすれば…?
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